【解説】６月は食育月間

（解説 2019-05-28付）

　毎年６月は食育月間。本年度も、国、市町村、関係団体などが連携しながら食育推進運動を重点的・効果的に展開し、食育の一層の浸透を図る。　

　食育基本法に基づき、国が策定している第３次食育推進基本計画において、毎年６月を「食育月間」と設定。国、地方公共団体、関係機関・団体が協力しながら、食育推進運動を重点的に実施し、国民への理解促進を図っている。

　期間中は、全国規模の中核的な行事として食育推進全国大会を開催するほか、全国各地で食育をテーマとした多くの取組やイベントを実施する。

　道では、パネル展やホームページ、メールマガジン等の各種広報媒体を活用した普及啓発のほか、民間事業者と連携した普及啓発など、道民の食育への関心が一層高まるよう取り組む。

　食育月間中における道独自の取組として、６月３日から３日間、道庁本庁舎の広報コーナーで食育パネル展を開催。食育関連のパンフレットなどの配布を通して、道民への普及・啓発を図る。

　また、道のホームページに食育月間ＰＲページを新設し、市町村などの取組内容を紹介。最寄りの地域で開催される行事への参加を促進する。

　民間企業と連携した取組では、道と包括連携を締結している民間事業者等と連携し、店内放送や店舗等でのポスター展示などによって道民への普及・啓発を図る。

　さらに、年末年始の食べきりキャンペーンで掲げた「宴会５箇条」に続き、新たに家庭でできる食品ロス削減の取組をまとめた「家庭５箇条」を策定。家庭からの食品ロスの削減に努める。

　このほか、道民へ広く食育を推進するため、地域のコミュニティーＦＭ放送局に食育月間についての情報を提供する。

(解説 2019-05-28付)