【解説】５～８年度の高校配置

（解説 2019-06-05付）

　道教委は、４日に発表した公立高校配置計画で、各学区の令和５～８年度の見通しを示した。

　空知南学区は４年間で１～２学級相当の調整が必要とし、岩見沢市内において再編整備を含めた定員調整、空知北学区は２～３学級相当の調整、滝川市、深川市内において再編を含めた定員調整が必要とした。

　石狩学区は１～２学級相当の調整が必要。札幌市内については、中卒者数の減に合わせて、生徒急増期に新設した高校を中心とした再編を含め、公立高校全体での定員調整を検討する必要性を示した。

　後志学区、胆振東学区、日高学区は１～２学級相当の調整が必要。うち、胆振東学区においては、苫小牧市内と周辺町に再編整備を含めた定員調整の検討が必要とした。

　胆振西学区で必要とする調整数は３～４学級。室蘭市内において、定員調整する必要性を挙げた。

　渡島学区、上川南学区は、５～６学級相当の調整が必要で、渡島学区は函館市内の定員調整、北斗市内の再編を含めた定員調整を検討する必要性を提示。上川南学区は、旭川市内と周辺町、富良野市内と周辺町で学校・学科の配置の在り方を含めた再編整備や定員調整の検討が必要とした。

　上川北学区は、２学級相当の調整が必要で、名寄市内で再編を含めた定員調整の必要性を挙げた。

　檜山、留萌、オホーツク中学区・東学区・西学区が０～１学級、宗谷学区が１～２学級、十勝学区が２～３学級、根室学区が３～４学級、釧路学区が４～５学級相当の調整が必要。うち、オホーツク中学区は、北見市内で再編を含めた定員調整、十勝学区は帯広市内と周辺町、釧路学区は、釧路市内と周辺町で学校・学科の配置の在り方を含む再編整備、定員調整を検討する必要性を示した。

(解説 2019-06-05付)