オホーツク局が実施要項　実技講習会など計画　独自作成の運動プログラム

（道・道教委 2019-07-10付）

　【網走発】オホーツク教育局は、本年度管内どさん子元気アップチャレンジの実施要項をまとめた。前年度、独自に作成した「オホーツク運動プログラム」を継続して取り組む。さらに、実技講習会の開催や実践資料集を作成し、プログラムの充実を図る方針だ。

　オホーツク局は昨年１２月、管内児童生徒が運動に親しむとともに、全国体力・運動能力、運動習慣等調査において課題のみられる柔軟性や持久力の向上、体育・保健体育の授業改善を目的に、局独自でオホーツク運動プログラムを作成。

　平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリングチーム・ＬＳ北見の監修を受け、体育・保健体育の授業以外での取組として、①のびのびプログラム②しっかりプログラム③じっくりプログラム―の３つを設定した。体育・保健体育の授業で取り組む内容は、管内学校体育研究会と連携して作成した「準備運動特選１３」に盛り込んだ。

　本年度も、来年１月３１日までを期間とする「管内どさん子元気アップチャレンジ２０１９」として、引き続き小・中・義務教育学校、特別支援学校（小・中学部）で取組を継続する。

　各学校は、各プログラムの中から任意で選択し、一定期間継続して実施する。

　さらに、教育局では本年度、プログラムの一層の普及を図るため、実技講習会の開催や、各校の優れた実践を取りまとめた実践資料集を作成。具体的な内容は現在検討中。

　オホーツク局は「管内小・中学生の運動時間の増加や体育・保健体育の授業改善につなげたい」と期待している。

(道・道教委 2019-07-10付)