【解説】17日は「道みんの日」
(解説 2019-07-17付)

 きょう17日は、北海道の価値を見つめ直し、これからの北海道を考える「北海道みんなの日(愛称・道みんの日)」。制定後3年目を迎える本年度も、道内各地の道立施設などで常設展示の観覧料や入場料が割引になるほか、各種記念イベントなどが開催される。

 道は平成29年3月に「北海道みんなの日条例」を制定。明治2年、松浦武四郎が明治政府に、蝦夷地の新しい名称として「北加伊道」の名称を提案した日にちなんで、7月17日を「北海道みんなの日」と定めた。

 条例では、道民が北海道の歴史、自然、文化や産業などへの理解と関心を深め、本道の価値をあらためて認識し、道民であることの誇りに思う心を育み、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことなどを定めている。

 17日は道立の美術館、博物館など22施設、市町村の文化・スポーツなど41施設の入場料、利用料金などが無料化や割引になる。

 また、記念イベントとして、道庁赤れんが庁舎前庭では、午前11時から道警音楽隊による演奏会を開催。赤れんが庁舎内では午後0時15分から、ランチタイムセミナー「“北海道の名付け親”幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」が開催される予定(詳細は道総合政策部Webページhttp://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/717.htmに掲載)。

 さらに、道内公立学校においては、北海道の歴史・文化などに関するふるさと教育の実施が予定されている。

 12日の記者会見で鈴木直道知事は「道民一人ひとりがふるさと北海道に誇りをもってもらうとともに、より多くの人々に本道の魅力や 素晴らしさを感じてもらうことを期待している」とメッセージを寄せた。

(解説 2019-07-17付)

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