第７期第８回道教育推進会議　地域と協働活動推進を　子の能力育成へ意見

（学校 2019-07-25付）

委員１０人が出席した

　道教育推進会議は２２日、札幌市内の道第２水産ビルで第７期第８回会議を開いた。平成３０年度道教委の活動状況に関する点検・評価報告書の内容について協議。委員からは、子どもたちのコミュニケーション能力の育成に向け、地域との協働活動を推進することや、特色ある教育活動を展開している学校同士の交流機会を増やすよう求める意見などが挙がった。

道教委の附属機関である道教育推進会議は、条例に基づき、道教委の管理・執行状況の点検・評価、諮問に応じて基本的な計画の策定・変更に関する調査審議を所掌している。

　第７期第８回会議には、委員１０人が出席した。

　開会に当たり、道教委の池野敦総務政策局長があいさつ。

　今後、点検評価を踏まえた道教委の各施策を計画的に展開できるよう、それぞれの立場から率直な意見を求めた。

　引き続き、事務局が３０年度道教委の活動状況に関する点検・評価報告書（原案）について説明した。

　協議では、委員から「子どもたちのコミュニケーション能力の育成には、世代間の交流や、地域の人とのかかわりが大きい。地域と一緒に協働活動を推進することを施策項目に盛り込んでほしい」「キャリア教育の充実に向けて、特色ある教育を展開している学校同士が遠隔システム等を活用して交流する機会を増やすべき」「健康教育の充実について、家庭での子どもたちの状況を把握するチェック項目を設けてほしい」などの意見が挙がった。

(学校 2019-07-25付)