夏休み親子土木施設見学ツアー　建設業の仕事にふれる　１７組招き札幌市建設局

（市町村 2019-07-30付）

　札幌市建設局は２６日、小学生とその保護者を招いて夏休み親子土木施設見学ツアー２０１９を市内の各工事現場で実施した。北２４条大橋の現場など３現場を見学。１７組３７人の親子が参加し、普段体験することのできない建設業の仕事にふれた。

　ツアーは、建設業の意義や魅力を伝えるＰＲ事業として平成２７年度から実施しているもの。夏休みの小学生とその保護者を対象に、市が所管する大規模な工事現場や普段見ることのできない土木施設をバスで巡回する。

　１７組３７人が参加。岩田地崎・旭イノベックス・日進特定共同企業体が施工する「３・４・５４宮の森・北２４条通仮称・北２４条大橋上部新設」、伊藤・勇・一二三北路特定共同企業体が施工する「豊平川水道水源水質保全取水堰新設」、勇建設㈱が施工する「豊平川水道水源水質保全斜面管路新設」の３現場を見学した。

　最初に訪れた北２４条大橋の現場では、３班に分かれ、①現場説明②高所作業車試乗③ボルトの手締め体験―を順次行った。

　①では、動画を用いて工事概要や作業の流れなどを説明。

　②では、安全帯を装着し、高さ１２㍍まで上昇する高所作業車の試乗体験を行った。

　③では、ラチェットレンチや電動インパクトレンチなどの工具を駆使しながらボルトを手締めする体験を実施。子どもたちは、ボルトを固定しながら締める作業に苦戦しながらも諦めないで何度も挑戦した。

　なお、２９日にも同様の内容でツアーを実施した。

(市町村 2019-07-30付)