小・中特別支援学級５月１日現在―札幌市教委　小４４０学級、中２０９学級　小学校の在籍２０８０人

（市町村 2019-08-05付）

　札幌市教委は、市立小・中学校における本年度の特別支援学級などの設置状況をまとめた。５月１日現在で特　支援学級は小学校４４０学級、中学校２０９学級の計６４９学級。小学校では、特別支援学級在籍者数が前年度より１３４人増えて２０８０人となった。

　本年度の小学校における特別支援学級の設置状況は、１９０校に４４０学級が置かれ、在籍者は２０８０人。前年度より１９学級、１３４人増えた。

　内訳は、知的障がいが１９５学級８１９人、自閉症・情緒障がいが２４０学級１２５２人、病弱虚弱等が５学級９人となっている。

　中学校では、８９校に２０９学級が設置された。在籍者は９７５人。１１学級、７８人増となった。

　内訳は、知的障がいが８７学級３３７人、自閉症・情緒障がいが１１８学級６３２人、病弱虚弱等が４学級６人となっている。

　特別支援学級の在籍者数は年々増加している。特に、小学校においては知的障がい学級で１１６人、中学校においては自閉症・情緒障がい学級で３６人増えた。

　なお、特別な支援を必要とする幼児は市立幼稚園・認定こども園合わせて１０園に２０３人在籍。前年度より１５人増加した。

(市町村 2019-08-05付)