道が学校基本統計速報値発表　特別支援等で在学者増　大学等進学率は４６・２％

（道・道教委 2019-08-09付）

令和元年度学校基本統計調査結果速報概要（クリックすると拡大表示されます）

　道は、令和元年度学校基本統計（学校基本調査）結果の本道分速報値を公表した。道内の学校（園）数は前年度比０・３％減の２８２３校。在学（園）者数は１・４％減の５９万９３０２人で、幼保連携型認定こども園、義務教育学校、特別支援学校で増加した。一方、小学生は３７年、中学生は３３年、高校は２９年連続で減少した。大学等進学率は０・７ポイント上昇し４６・２％となった。

　学校基本調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的に、昭和２３年度から毎年５月１日現在で実施している。

　調査対象は、幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校、各種学校で全数調査。

　本年度における道内の学校（園）数は２８２３校で、０・３％減少。幼保連携型認定こども園、義務教育学校、特別支援学校の学校（園）数が増加した。

　在学（園）者数は１・４％減少し、５９万９３０２人となった。

　幼保連携型認定こども園、義務教育学校、特別支援学校で増加。一方、小学生は３７年、中学生は３３年、高校は２９年連続で減少が続いている。

　教員数は、小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校などで増加。減少が続いていた中学校の教員数は０・１％増の１万１６８６人と増加に転じた。

　卒業後の進路状況に関する調査では、中学校の進学率が９８・８％で、前年度より０・１ポイント低下。

　義務教育学校の卒業者は４３人で、全員が高校等に進学した。

　高校の進学率は４６・２％で、前年度より０・７ポイント上昇。全国と比べ８・５ポイント下回った。

　就職率は０・７ポイン低下し２２・８％。全国平均よりも５・１ポイント高い。就職者における非正規雇用は５５人で、ここ数年減少が続いている。

　特別支援学校中学部の高校等への進学率は９３・７％で、前年度に比べ１・３ポイント下回った。高等部の大学等進学率は０・１ポイント減の１・１％。就職率は１・５ポイント減の２６・１％となった。

(道・道教委 2019-08-09付)