道教委が高校配置計画検討協議会―上川学区2学区 南学区は5~6学級調整 5~8年度の見通し示す(道・道教委 2019-08-22付)
【旭川発】道教委は7月下旬、上川管内2会場で第2回公立高校配置計画地域別検討協議会を開いた。市町村教委や公・私立高校、小・中学校、PTA関係者など、上川南学区68人、上川北学区33人が出席。令和5~8年度に南学区で5~6学級相当、北学区で2学級相当の調整が必要となることを新たに示した。
南学区の協議会は、上川合同庁舎で開催した。
担当者が高校配置の計画の見通しについて説明。2年度は旭川東高校普通科で1学級減、旭川永嶺高校普通科で1学級減、富良野緑峰高校商業科で1学級減を検討している。また、3年度は旭川西高校普通科で1学級減、旭川商業高校商業科で1学級減とする方向性を示した。
5~8年度までの見通しについては、4年間で5~6学級相当の調整が必要と説明。中卒者数やこれまでの調整などを考慮して、旭川市内や同市周辺の町、富良野市や同市周辺の町において、学校・学科の配置の在り方を含めた再編整備や定員調整などを検討する方針を示した。
北学区の協議会は、名寄市民文化センターで開いた。
配置計画の見通しについて、2年度は名寄産業高校で1学級減を予定していることを説明。また、5~8年度は4年間で2学級相当の調整を必要としている見通しを示した。
さらに、中卒者数や欠員の状況、学校・学科の配置状況などに考慮し、名寄市内で再編を含めた調整の検討を図っていくことを明らかにした。
2会場では全体会のあと、意見交換が行われ、各会場の出席者からは多くの意見が挙がった。
(道・道教委 2019-08-22付)
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