道教委２年度特別支援配置計画　東川養護など１学級増　道央の定員確保は既設校で

（道・道教委 2019-09-04付）

　道教委は、３日に開いた教育委員会会議で令和２年度特別支援学校配置計画を決定した。６月の計画案について、東川養護学校（重複）、真駒内養護学校（重複）をそれぞれ１学級増に変更。道央圏の定員の確保については、臨時学級減を行った既設校での対応を予定している。

　各学校では、計画案公表以降も、進学にかかる教育相談を実施しており、２校において計画案で示している定員を上回る見込みとなったため、学級数等を変更することとした。

　６月に公表した計画案からの変更内容をみると、２年度において、１学級３人定員としていた東川養護（重複）を３学級６人定員に、４学級１２人定員としていた真駒内養護（重複）を５学級１５人定員に変更。

　知的障害特別支援学校高等部（職業学科・普通科職業コース設置校）の配置の見通しについては、元～３年度まではいずれも計画案からの変更はなし。

　４年度の見通しについては、道央圏で検討が必要な学級数のみを記載していたが、今回の計画では、具体的な整備方法を記載することとし、道央圏の定員の確保については、平成３０年度および３１年度に臨時学級減を行った既設校での対応を予定している。

　道教委は、３日に開いた教育委員会会議で、令和２～４年度公立高校配置計画を決定した。本年度の入学者選抜の結果、学級減を行った２６校のうち、長沼高校など１４校について、２年度の募集学級数を１学級増に変更。羅臼高校については、２年度の募集学級数について検討した結果、１学級となり、計画案どおり、地域連携特例校を導入する。八雲高校普通科については、３年度に計画していた１学級減を見直した。

(道・道教委 2019-09-04付)