全道高校教育改善研 道教委所管事項説明・上
(道・道教委 2019-09-04付)

 道教委は8月27日、道庁本庁舎で令和元年度全道高校教育改善研究協議会を開いた。テレビ会議で道内各教育局と接続して実施。道高校長協会本部役員や各管内の代表高校長など41人が出席し、教育行政上の課題についての説明や、学校経営上の課題に関する研究協議などを行った。

 一昨年度から開催している研究協議会は、高校長協会本部役員および各管内の代表校長が本道の高校教育に関する学校経営上の課題などについて研究協議を行い、本道の高校における学校運営全般の改善・充実に資することが目的。参加者の移動に要する経費や時間のほか、ICTの活用による会議・研修が今後一層普及していくことを考慮し、開催当初からテレビ会議の形態で開催している。

 開会に当たり、藤村誠高校教育課長があいさつ。協議会の趣旨を説明した上で、「今後とも、高校長協会と緊密な連携を図りながら、本道の高校教育の充実・発展のために取り組んでいく」との考えを示した。

 このあと、各課の担当者が教育行政上の課題について説明、質疑応答を実施したほか、「学校経営上の課題」をテーマに研究協議を行った。

 各課所管事項説明概要はつぎのとおり。

◆高校教育課

【教育課程】

▼高校学習指導要領の改訂に伴う移行措置

 平成30年9月7日付教高第1133号で通知したとおり、本年度4月1日から総則等において移行措置が適用された。

 移行期間においては、

①総則は、新学習指導要領によることが適さない事項を除き、新学習指導要領によること

②本年度の入学者から、新学習指導要領による総合的な探究の時間を実施すること

③特別活動は、新学習指導要領によること

④地理歴史、公民は、新学習指導要領の領土に関する規定を適用すること

⑤家庭は、30年度入学者から、新学習指導要領の契約の重要性および消費者保護の仕組みに関する規定の事項を加えて指導すること(成年年齢の引き下げに伴う対応)

⑥保健体育、芸術、福祉、体育、音楽、美術は、新学習指導要領によることができること

⑦移行期間中に現行高校学習指導要領によることとされている教科についても、新高校学習指導要領の規定の内容を加えて指導を行うことはできること。その際、教科および科目の目標や内容の趣旨を逸脱したり、生徒の負担が過重になったりすることのないようにするものとすること

―などとなっている。

 各学校においては、カリキュラム・マネジメントの充実に向けて、学校における中間反省会議や校内研修などにおいて、移行期間が始まってからの取組を評価し、後期以降の教育活動の質の向上につなげていただきたい。

▼道立高校教育課程編成基準

 高校学習指導要領(30年告示)における、主として専門学科において開設される各教科・科目の標準単位数などを定めた道立高校教育課程編成基準の全部改正について、ことし11月を目途に通知する。

▼学習評価の充実

 現行の学習指導要領において、目標に準拠した評価や観点別学習状況の評価等を着実に実施することとしている。

 新学習指導要領においても、指導と評価の一体化の観点から、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を通して各教科等における資質・能力を育成する上で、学習評価が重要な役割を担っている。

新学習指導要領においては、評価の観点が育成を目指す資質・能力の3つの柱で整理され、文部科学省のウェブページで示された参考様式にあるように、各教科・科目の観点別学習状況を指導要録において記載することになることなどを踏まえ、学習指導と同様、カリキュラム・マネジメントの中核的な役割を担う学習評価の充実に努めていただきたい。

▼令和元年度高校教育課程編成・実施の手引

 本年度は、新学習指導要領の趣旨や内容を質疑応答の形式で説明するとともに、ICTの効果的な活用を含む現行学習指導要領および新学習指導要領を踏まえた実践事例などを掲載する。

 一昨年度から冊子を作成せず、高校教育課のウェブページに掲載するのみとしているが、引き続き、活用いただきたい。

▼令和元年度道高校教育課程研究協議会

 昨年同様、参加対象教諭は原則教務主任とし、教科部会は実施しない。

▽期日・会場

・道央会場(札幌市)=12月5~6日、札幌市内道第2水産ビル

・道北会場(旭川市)=12月11~12日、旭川トーヨーホテル

▽対象=公・私立高校(中等教育学校および特別支援学校の高等部を含む)の校長、副校長、教頭および教諭(原則教務主任)ならびに道および市町村教委の指導主事

 学校事情によって、教務部長が参加しない場合、教育課程研究協議会の実施の趣旨を踏まえた人選をお願いする。

▽内容

・全体会=説明(総則、総合的な探究の時間、特別活動、特別支援教育)、文科省職員による講演、研究指定校等による実践事例に基づく提言

・分科会=「カリキュラム・マネジメント」および「総合的な探究の時間」に関する研究協議

【公立高校入学者選抜】

▼入学願書の性別欄の廃止

 個人の性的指向や性自認の多様性への適切な配慮が求められていることに鑑み、入学者選抜における性的少数者への配慮を進めるため、道立高校学則、有朋高校学則、道立中等教育学校学則で定める入学願書の性別欄を削除するよう様式を改正した。

 令和元年8月13日付道教委公報第6230号で道立高校学則の一部を改正する教育委員会規則を公布したので承知おき願う。

▽公立高校入学者選抜状況報告書

 元年8月19日付教高第613―2号で通知した。

 これまで、道立高校入学者選抜の実施状況の公表に合わせて行ってきた各中学校への領域別正答率の提供は、過去5年間実施してきたことによって、高校入試を通じて各中学校に自校の傾向を把握し改善につなげるという視点を提供する上で一定の役割を果たしたため、本年度から実施しないこととした。

 各学校においては、引き続き報告書を活用願う。

【特別支援教育】

▼高校における通級による指導

本年度、特別の教育課程による指導(通級による指導)を実施している北見北斗、上士幌、大樹、札幌工業の4校の通級指導担当教員を他校の校内研修会や研究協議会の講師などとして活用することによって、本道の高校等における通級による指導の理解促進を図る。

▼高校における特別支援教育支援員配置事業

 高校における特別支援教育支援員配置事業実施要綱に基づき、第1学年を対象に実施した6月調査の結果を踏まえ、9月に新たな配置校を指定しないこととした。

 支援員配置校は、支援員が行う支援内容の取組の成果や課題について、可能な限り客観的な把握・検証を行い、支援内容の改善・充実に努めていただきたい。

 なお、支援員配置校については、毎年、2月と6月に実施している「教育上特別な支援を必要としている生徒の状況および支援の状況の把握」調査結果をもとに、全道的な状況を考慮した上で決定することとしており、支援員の配置については、原則、単年度であることを承知願う。

▽本年度指定校(13校)=岩見沢東、札幌国際情報、千歳北陽、恵庭南(定時制)、小樽桜陽、追分、名寄、北見北斗、訓子府、帯広柏葉、更別農業、阿寒、釧路湖陵(定時制)

▼長期間入院する生徒への対応

これまでも、長期入院している生徒個々の病状などに応じて、教員の訪問による学習指導や課題、レポートの添削指導を行うほか、生徒や保護者が抱える学習などの様々な相談にも対応いただいている。

また、退院後においては、教科・科目の単位修得に向けて生徒個々の病気の回復状況を踏まえ、補充授業や家庭訪問による学習指導など、必要な学習支援を実施いただいている。

今後も、長期入院している生徒が抱える様々な不安を解消するため、保護者や医師等との密接な連携のもと、学習支援や教育相談が適切に実施されるよう配慮願う。

【各種事業】

▼新規事業「未来を切り拓く資質・能力を育む高校教育推進事業」

 令和元年7月12日付で教育局を通じて通知したが、本事業は、4年度から年次進行による新高校学習指導要領の実施に向け、生徒が未来社会を切り拓くための資質・能力を育成するため、生徒に求められる資質・能力とは何かを社会と共有し連携する社会に開かれた教育課程の実現を図ることをねらいとして実施する。

 本事業は「カリキュラム・マネジメントの確立」「主体的・対話的で深い学び」「思考力・判断力・表現力等の育成」の3つを柱として、3つの事業と5つのプロジェクトで構成。実施要綱を踏まえ、3年度までの3ヵ年で実施していくこととしているので、本事業の推進に協力願う。

 現段階において、プロジェクト研究事業、アドバンスト学習キャンプ、学力テスト開発委員など、予定している指定学校数等を満たしていない状況であることから、各教育局から依頼があった場合は協力願う。

▼平成30年度学習状況等調査の結果

 30年度の学習状況等調査について、令和元年5月31日付教高第545号で通知した。

参加学校数は全日制・定時制延べ227校、参加生徒数は2万7395人だった。

道教育推進計画では、4年度までに「長期休業中を除く期間に、家庭学習を一度もしない週があった」と回答する生徒の割合がゼロになることを目標としているが、依然として約6割の生徒が「しない週がある」と回答している。

学習習慣の定着は、基礎・基本の確実な定着や、学力向上を図る上で極めて重要であることから、各学校においては、「家庭学習の状況に関する項目」について、平成29年度と30年度の結果を比較し、改善がみられていない場合には、生徒に対しアンケートを実施するなどして原因を分析するとともに、毎週1回は家庭学習の課題を課すなど具体的な改善策を講じて、学習習慣の定着に取り組んでいただきたい。

▼文科省「教科等の本質的な学びを踏まえた主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの学習・指導方法の改善の推進のための実践研究(SCRUM)」

これまでも拠点校を中心に各圏域において、精力的に本事業に取り組んでいただいている。

本年度は指定最終年度となることから、12月に全道指定校連絡協議会研究大会を道庁別館で開催。本事業における実践研究の成果等について、共有を図る。

7月31日に東京、8月5日に京都でアクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミット2019が開催され、各拠点校が本実践研究にかかる発表を行った。

本サミットの内容は、後日、文科省のウェブページにアップロードされる。

▼地域医療を支える人づくりプロジェクト事業

 本年度のメディカル・キャンプ・セミナーは、8月6~9日に、道立高校等の2年生44人が参加し開かれた。講師の派遣等に協力いただき感謝する。

今後、セミナーの様子を高校教育課のウェブページに掲載するので、教員や生徒、保護者に周知し、次年度に向けた参加の働きかけなどに活用していただきたい。

▼道グローバル人材育成キャンプ

道南、道北および道央のキャンプには、3会場合わせて86人の生徒が参加した。生徒への参加の働きかけに感謝する。

1月に開催する道東のキャンプに際し、生徒の参加および学校配置のALTの派遣について配慮いただきたい。

▼大学入学共通テストの記述式問題の採点に関する準備事業

 前年度、大学入試センターが実施した大学入学共通テストの導入に向けた試行調査においては、多くの高校に協力いただいた。

 大学入試センターでは、試行調査の結果を踏まえて、本年度、大学入学共通テストの記述式問題の採点に関する準備事業を実施し、記述式問題に対する具体の答案を活用して採点過程を検証し、その改善を図ることとしている。

 道内から1校の高校を選出し、本準備事業への協力を依頼した。

 今後、大学入試センターから情報提供等があれば知らせる。

▼「世界津波の日」高校生サミット

 9月10・11日の2日間、「世界津波の日」高校生サミットが、北海きたえーるで開催される。海外43ヵ国を含む国内外から500人を超える高校生、引率者などが集まり、自然災害の脅威と対応を学ぶ。道内からは、17校が参加。サミット当日には、分科会のファシリテーターとして、石狩管内の高校教諭12人に協力いただく。

 8月6~8日には、サミットに参加する高校生が奥尻島における事前学習ツアーに参加し無事終了した。

 サミット直前の9月7~9日には、海外からの参加者が2班に分かれて災害にまつわる地域を巡る「若き津波防災大使スタディツアー」を実施。空港出迎えや学校訪問、海外からの参加者との交流などを予定している。

 また、サミット終了後には、様々な場面で、サミットの成果の周知を図ることとしている。関係高校には、これまでの調整などに感謝するとともに、サミットの実施およびその後の対応について協力願う。

▼道高校道徳教育推進事業

 令和元年6月4日付教高第566号で通知した。全道8校(推進校4校、協力校4校)で、実践研究を実施する。

▽道央=推進校・札幌厚別、協力校・芦別

▽道南=推進校・穂別、協力校・森

▽道北=推進校・利尻、協力校・羽幌

▽道東=推進校・紋別、協力校・弟子屈

 本事業は、新高校学習指導要領の趣旨や内容を踏まえ、生徒が人間としての在り方生き方についての考えを深め、自尊感情や規範意識を育むとともに、現代社会の課題に主体的に対応できる資質や能力を身に付けることができるよう、道内の高校において、道徳教育推進教師と中心とした全教員による道徳教育の実践研究を推進し、その成果を全道に普及することをねらいとして実施する。

 推進校においては、公開授業を開催するなど、圏域において高校における道徳教育を推進するための取組を行うこととしているので、開催案内の送付があった際は、道徳教育推進教師などの出席について配慮願う。

 来年1月17日に、道第2水産ビルを会場に道高校道徳教育研究協議会を開催する。

 当日は、文科省の道徳担当調査官を講師として招へいするとともに、各推進校による実践発表、参加者による研究協議を行う。

 旅費を道費で措置し、道立高校の道徳教育推進教師を約80人集めて開催することから、参加を希望する学校はあらかじめ予定いただきたい。ただし、旅費に限りがあることから、参加希望者が多い場合は、調整させていただくことがあるので理解願う。

【進路指導】

▼進路指導

 前年度、道内の高校において、指定校推薦の出願条件の確認ミスによって、第3学年の生徒が指定校推薦を受けられないという事案が発生した。当該生徒の担任や進路指導部など、校内での情報共有や連絡・確認が不足していたこと、また、当該生徒および保護者の意思確認が十分に行われていなかったことなどが主な原因である。

 進路指導上のミスは、生徒の一生にかかわるとともに、保護者の経済的負担にも大きく影響することであるため、各高校においては、指導体制の在り方や事務手続きの進め方等についてあらためて確認し、進路指導の一層の充実を図っていただきたい。

▼大学入試英語成績提供システム

平成31年1月8日付教高第1944号通知において、本システムの概要や共通IDの発行について周知した。

また、令和元年6月7日付教高第587号通知において、文科省が3年度大学入学者選抜にかかる大学入試英語成績提供システム運営大綱を示した旨を通知した。

各学校においては、本システムを活用しようと考えている生徒に対し、本システムにかかる情報を確実に周知するとともに、適切に指導願う。

【男女平等の視点に立った教育の推進】

 平成30年6月15日に閣議決定された第3期教育振興基本計画において、初等中等教育段階における男女共同参画の推進や、教育の場における個人の性的指向や性自認の多様性への適切な配慮が求められている。

 本道では、30年3月に策定した第3次道男女平等参画基本計画において、学校における男女平等教育の推進にかかる具体的取組として「男女混合名簿の作成など児童生徒の人権や男女平等参画に配慮した教育の推進」が記載された。

 これらを踏まえ、前年度末に、道立高校における男女混合名簿の導入状況の調査を行ったが、その結果、半数以上が「検討中」または「その他」という状況。

 「検討中」または「その他」の理由は「現状で不都合がない」「混合名簿では業務が煩雑になる」など。中には「検討していない」との回答もみられたが、いずれも第3期教育振興基本計画や第3次道男女平等参画基本計画の趣旨を十分に理解いただきたい。

 また、「校内での議論が十分でない」との回答も多くみられた。現時点では十分議論されているものと思われるが、そうでない場合には、早急に議論し、全教職員の理解のもと、対応する必要がある。

 各学校においては、次年度に向け、男女混合名簿の導入について積極的に検討いただきたい。

【道高校教育アクションプログラムの活用】

 本プログラムについては、道教育推進計画に掲げる高校教育に関する施策を着実に推進するための具体的な実施計画として作成し、平成31年3月26日付教高第2664号で通知、高校教育課のウェブページに掲載した。

 本プログラムは、道教育推進計画の実施期間である30年度から令和4年度までを実施期間とし、全道的な視野に立った今後の道立高校の教育活動の充実に向けた取組を具体的に示したもの。

 各学校においては、本プログラムを印刷して全教員へ配布するなどして周知を図るとともに、中間反省や年度末反省、次年度の教育計画や学校経営方針の策定に際し、本プログラムを活用していただきたい。

 本プログラムの活用状況については、後日、把握させていただくことを検討している。

【キャリア教育】

▼未就職者(平成31年3月卒)の6月末現在の状況

 本年3月に就職未決定のまま卒業した生徒は154人。うち3ヵ月たった6月末現在、就職している者は94人(61・1%)となっており、前年同期に比べて1・7ポイント増と改善傾向にある。

 一方、「何もしていない」と回答した者が14人(9・1%)と、前年同期に比べ1・5ポイント増となっており、この理由として、「自分が何をしたいのかはっきりしない」が依然として多くを占めている状況である。

 こうしたことから、在学中にキャリアプランニングスーパーバイザーによる生徒の適性に応じたキャリアカウンセリングや、ハローワークやジョブカフェなどの関係機関と連携した就職支援を確実に実施していただきたい。

▼キャリア・パスポートの活用

 高校学習指導要領(平成30年告示)「特別活動」における「生徒が活動を記録し蓄積する教材等の活用」にかかわり、令和元年8月7日付で『キャリア教育の推進リーフレット』を各学校に配布した。

 各学校においては、本リーフレットを参考として地域・学校の実情に応じたキャリア・パスポートを作成し、2年4月から、学んだことを振り返りながら将来の生き方を考えたりする活動を行う際に活用いただきたい。

▼道ふるさと・みらい創生推進事業

 高校生が主体的に取り組む同事業の事例を、広く全道各地域に普及するため、中間成果の発表や指定校相互の交流を行うフォーラムを、本年10月31日に札幌市内で開催することについて、元年8月21日付教高第1154号で通知した。

 当日の様子はYouTubeの高校教育課チャンネルで配信することとしていることから、各学校で実践する総合的な探究の時間の参考としていただきたい。

【産業教育】

▼実習における商品管理等の徹底

 道立高校が実習で製造、販売した商品について、異物混入があったほか、消費期限の誤表示によって商品を回収する事故が発生した。

 関係の高校においては、元年7月22日付教高第978号通知および8月2日付事務連絡に基づき、関係法令の順守はもとより、食品製造工程や商品管理の徹底を図り、事故の再発防止に万全を期していただきたい。

▼専門高校で学ぶ生徒の学習成果発表

▽農業高校食彩フェア

・開催日=10月5日

・会場=イトーヨーカドー5店舗(アリオ札幌店・函館店・旭川店・北見店・帯広店)

・内容等=生徒実習生産物・作品の販売、展示、実演

▽高校水産クラブ研究発表大会

・開催日=11月7日

・会場=小樽水産高校

・内容等=水産業や関連産業に関する調査・研究を行った成果を発表

▽高校工業クラブ研究発表大会

・開催日=2年1月23日~24日

・会場=釧路工業高校

・内容等=「課題研究」において製作した作品や工業に関する調査結果を発表

【学校運営費】

▼委託料

本年度の委託料について、予算額全体としては前年度並みとなっているが、各種契約金額が上昇した。

清掃業務にかかる委託料を配当しているが、前年度と比較し減の配当となった。今後、清掃業務にかかる追加配当は難しい状況にある。

▼Windows7PCの更新

共用機の更新予算の配分を予定している。

校務用PCにはWindows7PCにダウングレードして納品しているPCがあり、このPCについてはダウングレード前の状況に戻す作業が必要。この作業を学校にお願いする予定である。

リースPCにもWindows7にダウングレードして納品しているPCがあり、調査を実施した。対応方法を検討しており、引き続き協力をお願いする。

 産振設備PC等の購入PCについても調査を実施しており、予算状況によって検討を行う。

(道・道教委 2019-09-04付)

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