学習支援ツール「ジブンde勉強」 基礎学力・意欲向上へ ポケモンとコラボし檜山局(道・道教委 2019-09-11付)
【函館発】檜山教育局は、管内の基礎学力・学習意欲の向上に向けて、ポケットモンスター(ポケモン)とコラボレーションした学習支援ツール「ジブンde勉強」を作成した。同ツールは、国語、算数・数学、理科、社会、英語の教科別の問題集。小学校から中学校までの問題を、平成30年度の「ほっかいどうチャレンジテスト」から抜粋してまとめている。
同ツールは、児童生徒が自身のつまずきや学びが足りない問題を把握し、解き方を理解することで、学びの深まりと学習意欲の向上を目的に作成した。
問題は、小学校から中学校までを範囲とし、ステップ1、ステップ2と段階別で出題している。
問題や解答の端々には、ポケモンのロコンとアローラロコンの2匹が様々なポーズで登場し、児童生徒の勉強を応援している。
また、解答のほかにサポートシートを作成。問題の解答と関連する教科書のページと問題を解くための考え方を表記しており、改善を図りやすくしている。
現在は、国語、社会、英語が完成しており、理科、算数・数学は9月以内を目途に完成する予定。
8月29日には、管内の小・中・高校全校に通知とともにデータで配布しており、檜山局は各地域での活用に期待している。
檜山局は、ツールの使用を通して「子どもが自主的に学ぶ体制と環境づくり」「小・中学校の教員が互いの学習内容を理解することによって、各地域での小中連携の強化」などの成果に期待している。
また、子どもの体力・運動能力向上と運動習慣の形成、運動を楽しむことなどを目的とした運動プログラム「ススンde運動」の作成も進めており、管内の小・中学校教員と内容を検討している。
(道・道教委 2019-09-11付)
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