北専各連が第６２回教育研修大会　生徒の将来を充実させる　新時代への職業教育発展

（関係団体 2019-09-25付）

道内各地から約１００人が参加した

　【函館発】道私立専修学校各種学校連合会（＝北専各連、吉田松雄理事長）は１２～１３日の２日間、函館国際ホテルで第６２回道私立専修学校各種学校教育研修大会を開いた。道内各地から、約１００人が参加。大会主題「新たな時代に向けた職業教育の発展」のもと、講演や情報交流を通して、生徒の将来を充実させる学校経営への理解を深めた。

　初日の開会式で、吉田理事長は平成の３０年間で科学技術が大きく進歩したことなどを振り返りながら「今後は１８歳人口が大幅に減少する」と強調。その上で、「学校や経営者が時代に対応するよう変化し、子どもたちのために学校をより良いものにしていかなければならない」と呼びかけ、研修成果に期待した。

　研修に移り、文部科学省総合教育政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室の河村和彦専門官が「専修学校・各種学校をめぐる最近の動向」と題して講演。令和２年度の専修学校関係予算や各種事業、高等教育の負担軽減の具体方策について説明した。

　このほか、全国専修学校各種学校連合会の菅野国弘事務局次長が「専修学校・各種学校の現状と課題」、函館蔦屋書店㈱の山本大輔取締役が「時代の変化に負けない集客戦略」をテーマに講話した。

　２日目は、㈱進研アド専門学校事業部の松本晴輝副部長が「専門学校を取り巻く環境の整理と求められる対策」を演題に講演した。

(関係団体 2019-09-25付)