札幌市「目指せ!なわとびマイベスト」 ベストプログラムに オリパラ推進本部から認証(市町村 2019-10-07付)
認証書を受け取った檜田教育次長
なわとび運動の一層の意欲化・継続化の促進を図る札幌市「目指せ!なわとびマイベスト」プロジェクトが内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部の「beyond2020マイベストプログラム」の認証を受けた。東京オリンピック・パラリンピックを契機に、健康面等での自己ベストを目指す一人ひとりの取組を支援する事業・活動を支援するもの。2日には東京都内の中央合同庁舎で札幌市教委の檜田英樹教育次長が認証書を受け取った。檜田教育次長は「子どもたちがオリンピック・パラリンピックに関心をもって過ごす日々の生活の一助となる」と話した。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの大会ビジョンでは、基本コンセプトの一つとして「全員が自己ベスト」を掲げている。
推進本部は、大会に参加するアスリートのみならず、一人ひとりが東京オリンピック・パラリンピックを契機に健康面等での自己ベストを目指して行動変容に取り組む環境を提供するため、健康面等での自己ベストを目指す一人ひとりの取組を支援する事業・活動を、「beyond2020マイベストプログラム」として認証することとした。
市教委は、全市立小学校199校において、東京オリンピックが開会する2020年7月24日時点を目標に児童がなわとび運動の「自己目標を立てること(技の習得や回数など)」「目標達成に向けて、大人が寄り添い励ますこと」などを通じて、なわとび運動の一層の意欲化・継続化の促進を図る札幌市「目指せ!なわとびマイベスト」プロジェクトを展開。今回、この取組がbeyond2020マイベストプログラムとして認証を受けた。
2日に東京で檜田教育次長が推進本部の平田事務局長から認証書を受け取った。
檜田教育次長が札幌市「目指せ!なわとびマイベスト」プロジェクトのほか、これまでの縄跳び運動の取組などを説明した。
平田事務局長は、市の特色ある取組を称賛するとともに、札幌市「目指せ!なわとびマイベスト」プロジェクトについて「オリンピック・パラリンピックの機運醸成につながることを期待している」と話した。
檜田教育次長は、プロジェクトの認証について「子どもたちがオリンピック・パラリンピックに関心をもって過ごすため、日々の生活の一助となれば」と話していた。
(市町村 2019-10-07付)
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