道教委全道代表高校長研究協議会開く　管内教育全体を支えて　佐藤教育長が期待

（道・道教委 2019-10-08付）

各管内の代表高校長など２９人が出席した

　道教委は４日、道庁別館で令和元年度第３回全道代表高校長研究協議会を開いた。全道から各管内の代表高校長など２９人が出席。開会あいさつに立った佐藤嘉大教育長は「管内の推進役として、小・中学校を含む管内教育全体を支えてほしい」と期待を寄せた。

　研究協議会は、本道の高校教育にかかわる教育行政上の課題等について研究協議を行い、本道の高校における学校運営全般の改善・充実に資することがねらい。道高校長協会の本部役員や各教育局管内の代表高校長など全道から２９人が出席した。

　開会に当たり、佐藤教育長があいさつ。全道代表高校長研究協議会における協議の在り方について、「道の教育施策の全般に関して議論し、まとまった意見を率先して各管内に広めてほしい」と求めた。

　また、各代表校長の立場として、管内における子どもたちの学力・体力の状況を把握する必要性を指摘。高校長として「管内の推進役として、小・中学校を含む管内教育全体を支える役割を」と期待した。

　このほか、道教委の今後の施策として、新規事業の道立学校ふるさと応援事業の有効的な活用や、ＩＣＴを活用した遠隔授業の構想、進学校における高校生によるインターンシップの充実などについて話した。

　続いて、各課の担当者が所管事項を説明した。

　このあと、福利課の元田夏紀主幹が「職員のメンタルヘルス」について講話したほか、「今日的な教育課題」をテーマに研究協議を行った。

(道・道教委 2019-10-08付)