１８校５２人が成果披露　全国商業高英語スピーチ道予選

（関係団体 2019-10-21付）

　道高校長協会商業部会と全国商業高校協会は１０月上旬の２日間、札幌市内のかでる２・７で第３６回全国商業高校英語スピーチコンテスト北海道予選大会を開いた。全道から１８校５２人が出場。生徒たちはレシテーションの部とスピーチの部に分かれ、日ごろの成果を披露した。

　大会は、高校における英語学習を充実・発展させ、英語教育の向上を図ることが目的。決められた５つの文章から１つを選択し暗唱するレシテーションの部と、生徒自らの経験や思いを英語で発表するスピーチの部の２部門で競った。

　初日の開会式では、商業部会英語専門部長で副大会長を務める杉本和聡北見商業高校長があいさつ。来年１月に東京都で全国大会が開催されることを示し、「全国大会を目指して、日ごろの練習の成果を十分に発揮できるよう頑張って」と呼びかけた。

　開会式後はレシテーションの部を実施。１７校３１人の生徒が日ごろの成果を披露した。

　また、２日目はスピーチの部を実施。１２校２１人の生徒が発表したほか、表彰式も行った。

　審査の結果、レシテーションの部では札幌国際情報高の吉岡汐寧さん（３年）、スピーチの部では北海学園札幌高の荒川真帆さん（２年）が優勝した。

　２人は、来年１月に東京都で行われる全国大会に出場する。

　大会結果はつぎのとおり（３位入賞まで）。＝敬称略＝

▼レシテーションの部

▽１位＝吉岡汐寧（札幌国際情報３年）

▽２位＝北浦桜（札幌東商業２年）

▽３位＝馬渕空（帯広南商業１年）

▼スピーチの部

▽１位＝荒川真帆（北海学園札幌２年）

▽２位＝岩本莉奈（札幌国際情報２年）

▽３位＝神谷紫月（北海学園札幌２年）

(関係団体 2019-10-21付)