スケールの大きさ体感　帯広工業高が建築現場見学会参加

（学校 2019-11-01付）

　【帯広発】帯広工業高校（稲津誠校長）は１０月上旬、帯広建設業協会主催の建築工事現場見学会に参加した。帯広市内の２現場を見学。建築現場のスケールの大きさを体感するとともに、まちづくりを担う建設業の魅力について理解を深めた。

　建築現場見学会は、将来の建設業を支える若者の入職促進や、建設業界全体のイメージアップを図ることが目的。

　建築科２年生４０人が参加。１９階建ての分譲マンションと総合体育館の現場を訪れた。

　マンション建設の現場では、ロングスパンエレベーターを使って施工中のマンションに昇り、進捗が異なる各階の施工状況を確認。生徒たちは担当者に熱心に質問しながら、巨大な建築物が完成するまでの過程を学んだ。

　帯広建設業協会の藤原治建築委員長は「これだけ大きな現場を間近に見ることができるのは貴重な機会。この機に建設業への興味を深め、将来、業界を担ってほしい」と話した。

(学校 2019-11-01付)