学校関係は旭川農業高　道の食育推進優良表彰

（道・道教委 2019-11-27付）

　道は、第６回道食育推進優良活動表彰の受賞者を公表した。学校関係では、「あったか旭川まん」などを活用して農業や地域の活性化に取り組んだ旭川農業高校（田村弘樹校長）の食品科学科中華まん班が受賞。表彰式は１２月１７日、ホテルポールスター札幌で行う。

　表彰は、道内における食育推進活動を促進し、道民の食育への意識向上を図るため、平成２６年度に創設。食育活動を積極的に行い、食育の推進に貢献している個人・団体を表彰している。

　本年度は、１個人３団体を表彰。学校関係で唯一受賞となった旭川農業高校の食品科学科中華まん班は、平成２３年度から「あったか旭川まん」を活用した農業と地域の活性化に向けた取組を実施。保育施設や地域食堂、地域のイベントなどであったか旭川まん手づくり体験教室などを開催している。

　地域協働の取組として、ＪＡ旭川青果物出荷組合連合会との新たなパートナーシップのもと、生産者の声を聞き、地域農業の実態をつかむため、訪問調査も実施。

　関係機関との連携などの取組が地域から評価され、経済波及効果は一部の取組だけでも通算１億円にものぼると試算されるなど、地域産業、農業の活性化に寄与している。

　表彰式は、１２月１７日午後１時３０分からホテルポールスターで挙行。受賞者による活動紹介、食育に関する講演も行う。

　参加無料。希望者は１２月６日までに、道農政部食の安全推進局食品政策課にＦＡＸ、Ｅメールなどで申し込む。ＦＡＸ０１１（２３３）７３８４、Ｅメールslow.food@pref.hokkaido.lg.jp。

(道・道教委 2019-11-27付)