４章で業務内容を　ネットパトロールマニュアル　道教委

（道・道教委 2019-11-28付）

　道教委は、『ネットパトロールマニュアル』を作成した。「子どもたちのインターネット利用」「トラブルの事例」など４章構成。青少年のインターネット利用環境の実態や利用状況などを示しているほか、ネットパトロールの流れや手法、不適切な投稿への対応方法などを掲載している。

　道教委は、ネット上のいじめ等の未然防止、早期発見・早期対応を図るため、平成２１年度からパソコンや携帯サイトにおける児童生徒にかかわる不適切な書き込みなどを監視するネットパトロールを実施している。

　マニュアルは、①子どもたちのインターネット利用②トラブルの事例③ネットパトロールとは④知っておきたいこと―の４章構成。

　１章では、青少年のインターネット利用環境の実態や環境整備法、青少年のインターネット環境整備法の内容、青少年のインターネット利用の状況などを掲載している。

　２章では、個人情報の公開、不法行為、いじめ・中傷など、不適切な書き込みの事例や、不適切なインターネットの利用によって問われる罪などを説明。

　３章では、ネットパトロールの流れや手法、不適切な投稿への対応方法などを明記している。

　４章では、ＳＮＳや掲示板サイト、動画サイトなど、子どもたちがよく利用するインターネットサービスを掲載。

　このほか、ネットトラブルに関するＱ＆Ａや、いじめ・犯罪被害などに関するトラブルの相談先を記載した。

(道・道教委 2019-11-28付)