パン甲子園出場の清水高生３人　２年連続グランプリ　道教委・佐藤教育長へ報告

（学校 2020-01-21付）

　清水高校（平野道雄校長）生産技術系列（食品分野）３年生の山田皓太君、曽根拓馬君、藤田成之介君らが１７日、道庁別館で道教委の佐藤嘉大教育長にパン甲子園２０１９ｉｎいわみざわにおける２年連続のグランプリ受賞を報告した。受賞した洋風あんパン「サンティエルージュ・ドゥ・カンパーニュ（フランス語で赤い宝石）」を贈られた佐藤教育長は、笑顔で感謝の言葉を述べた。

　道内高校生による創作パンコンテスト「パン甲子園２０１９　ｉｎ　いわみざわ」は、昨年１０月６日に岩見沢市内で開催。岩見沢産の小麦を使用し、地産地消を促進することを目的とした。

　書類による１次選考で選ばれた６校から３人１組で出場。清水高は「シンプルな食材でいかにおいしいパンをつくるか」をコンセプトに、地元国産小豆を使用したあんをフランスパンの生地で３層に包んだ洋風あんパン「サンティエルージュ・ドゥ・カンパーニュ」を開発した。

　審査の結果、同校は２年連続となるグランプリを受賞。開発した商品は、帯広市内のパン屋で一部改良して商品化し、１ヵ月限定で販売した。

　１７日、山田君、曽根君、藤田君、平野校長、牧信治教諭ら一行が道庁別館を訪問。佐藤教育長に優勝を報告した。

　グランプリを受賞したパンを贈られた佐藤教育長は、笑顔で感謝の言葉を述べ、パンづくりの秘訣や３人の進路などについて質問。新作パンを味わいながら歓談した。

(学校 2020-01-21付)