１ヵ月単位変形労働時間制対象業務　対外競技の当番校追加　会場設営など想定　道教委

（道・道教委 2020-01-24付）

　道教委は来年度、１ヵ月単位の変形労働時間制の対象業務に「対外運動競技等の当番校業務、その事前準備業務」を追加する。中体連、中文連など各大会における当番校としての会場設営などの業務を想定。今後、要領を改正し、事務執行に当たってのＱ＆Ａとともに、年度内に通知を発出する。

　２２日に開かれた第２回学校における働き方改革促進会議で明らかにした。

　「修学旅行の引率業務等に従事する道立学校職員の勤務時間の割振り等に関する要領」に基づき実施している１ヵ月単位の変形労働時間制は、４週間の範囲で対象業務に従事する職員の勤務時間を割り振りし、勤務時間を調整できるもの。週当たり平均３８時間４５分となるよう、弾力的な割り振りが可能となっている。

　平成２４年度の修学旅行の引率業務から始まり、対象業務を徐々に拡大。来年度、「対外運動競技等の当番校業務、その事前準備業務」を追加する。

　具体的には、中体連、高体連、中文連、高文連の大会における当番校としての会場設営、大会運営などの業務を想定している。

　今後、要領を改正した上で、事務執行に当たってのＱ＆Ａとともに、年度内に通知を発出。４月１日から施行する。

(道・道教委 2020-01-24付)