道教委 道立高校長庁内公募内定 札幌厚別・生田氏ら4人 モデル校は余市紅志など(道・道教委 2020-01-24付)
道教委は23日、令和2年度道立高校長の庁内公募内定者を発表した。22人が応募し、面接・審議の結果、余市紅志高校に札幌厚別高校の生田仁志校長、帯広三条高校に紋別高校の合浦英則校長など4人が内定。各校は新年度以降、高校改革のモデル校として、高校の魅力化、キャリア教育の実践などの取組を進める。
2年度人事から開始する道立高校長の公募は、道立高校の魅力化、地域と連携したキャリア教育の実践、働き方改革の新たな取組・実践などに意欲とアイデアをもって取り組む校長を庁内から公募し、高校改革のモデル校をつくる試み。配置期間は原則5年間(再任用校長期間含む)。
第1回目となる公募には、校長11人、副校長4人、教頭7人の計22人が応募。1月9、10日に道教委幹部と各応募者が面談し、提案内容やプレゼンテーションの内容を審議。総合評定が特に良好だった4人を内定した。
余市紅志高には、札幌厚別高の生田校長が内定。ワインを中心とした地域産業学など、地域を担う人材を育てる取組を進める。
帯広三条高には、紋別高の合浦校長が内定。教科等横断的な学習を一層推進し、探求的な学びを中心とした授業改善などを推進する。
鹿追高校では、現校長の俵谷俊彦校長が内定。中高一貫教育を一層充実することを大きなテーマに掲げ、観光や産業など、多様なテーマで地域と連携したキャリア教育を推進する。
鵡川高校には、札幌国際情報高校の三村素道副校長が内定。中高一貫教育の一層の充実とともに、むかわ竜などの化石を活用した総合的な学習の時間、総合的な探究の時間など、多様な取組を進める。
なお、高校長の人事異動内容は、2月26日開催予定の教育委員会会議で正式決定する予定。
(道・道教委 2020-01-24付)
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