新年度　道民カレッジ地方創生塾　芦別、鷹栖追加し４市町で　参画型講座で地域活性　道教委

（道・道教委 2020-01-28付）

　道教委は、道民カレッジほっかいどう学地方創生塾の来年度実施市町村を決定した。事業実施期間は２年間。本年度からの実施市町村の網走市と伊達市の２市に、芦別市、鷹栖町を新たに追加する。地域活動やまちづくりに貢献する人材を育成するための参画型の講座を展開し、各地域の活性化につなげる。

　事業は、道民カレッジの主催講座として、平成３０年度から実施しているもの。地域の様々な機関や住民等との連携によってワークショップや講演等の実施を通して、地域活動やまちづくりに貢献する人材を育成し、地域の活性化に寄与することをねらっている。

　事業の実施を希望する市町村（広域を含む）や団体等と調整の上、参画型の講座（講演やワークショップなど）を展開。

　①参加者の確保②会場・メーン講師の選定・確保③年度計画、各年次計画の作成④具体的な内容・プログラム⑤各講座実施後の報告⑥講座終了後の参加者のフォローアップ⑦その他、講座の実施に必要な事項―などを行う。

　高等教育機関やＮＰＯ民間団体、近隣市町村等とのネットワークを構築しながら実践的な研修を想定。事業の効果を高めるために、連続した５回程度（うち講師派遣３回程度）の講座を実施する。

　受講による単位認定は、講座の８割以上を受講した人を修了者として、ほっかいどう学必修単位４単位を認定する。

　事業実施期間は２年間。本年度からスタートした網走市、伊達市に、２年度は、芦別市、鷹栖町を新たに追加する。

　講座終了後には、修了者の関心のある地域活動や専門研修等につながる情報提供を継続。

　また、アンケート等を実施し、修了者の活動状況を把握するとともに、修了者への継続的な働きかけが実施されるよう支援していく。

(道・道教委 2020-01-28付)