北海道学び推進月間　各地の取組　５　日高教育局

（道・道教委 2020-02-06付）

◆家庭学習習慣の定着に向けた組織的な取組

　日高町立日高小学校は、家庭学習習慣の定着、家庭学習の内容や方法の見直し、家庭との連携をねらいとした家庭学習強化週間を年間４回設定するとともに、毎回の取組について目標時間達成状況や課題を分析し、つぎの家庭学習強化週間で改善するなど、学校全体で組織的に取組を推進している。

　また、年度当初に発達の段階に応じた家庭学習ガイドを作成・配布し、すべての児童が家庭学習について具体的な学習内容や家庭学習の時間のめやすを示すとともに、家庭で協力してほしいことを具体的に示すなど、家庭との連携を図り、家庭学習習慣を定着させる工夫を行っている。

◆主体的・対話的で深い学びに向けた授業テーマに研修会開催

　静内高校は前年度、学校教育目標を踏まえ、育成すべき資質・能力を「１０の力」として整理した。

　１０の力のうち、特に同校生徒に課題のみられる表現力を向上させるため、本年度はすべての教科で、主体的・対話的で深い学びに向けた授業改善に取り組んでいる。

　昨年１１月１３日に開催した研修会には、道南地方の高校１７校の教員１１１人が参加。

　産業能率大学の小林昭文教授による物理の模擬授業および講演などが行われ、生徒が主体的に学習に取り組む授業の在り方について理解を深めた。

　今後も、生徒を対象としたアンケートや調査を踏まえ、教職員が一体となり授業改善を進めていく。

【北海道学び推進月間標語】＝敬称略＝

▼最優秀賞

▽自分から　みんなに広げる　学びの輪（平取高校１年･川上朱加）

▼奨励賞

▽学習は　未来を探す　第一歩（平取高校１年･川上翼）

▽その努力　一生ものの　宝物（平取高校２年･菅原柊）

▽未来へと　紡ぐ栞の　続きから（静内高校３年･富田真由）

(道・道教委 2020-02-06付)