建設業の役割知ろう 広尾町豊似小1・2年 工事現場見学会に参加(学校 2020-02-21付)
【帯広発】広尾町立豊似小学校(野田淳校長)の児童は10日、町内の建設業者・拓殖工業〓が主催する工事現場見学会に参加した。1・2年生9人が参加。帯広市と広尾町豊似を結ぶ帯広広尾自動車道の工事現場を見学し、地元企業の役割や建設業の仕事について理解を深めた。
同社主催の現場見学会は、小学生に地元の建設現場を広く認識してもらうとともに、業界への興味・関心を高めることをねらいとしている。
工事中の帯広広尾自動車道は、帯広市を起点として中札内村、更別村、大樹町を経由して広尾町に至る延長80㌔㍍の自動車専用道。現在は忠類大樹ICから広尾豊似までの約15・1㌔㍍区間で事業を進めている
はじめに、監理技術者の甲谷圭一さんらが、工事の概要や工事目的、施工方法を説明した。
続いて、橋を架ける「大樹町二の沢橋下部」工事と、トンネルを建設する「大樹町東和工区」の現場を見学。
うち、大樹町東和工区では、施工中のボックスカルバートの現場を訪問。児童は「箱形のトンネルを掘っているところ」と説明を受けたほか、建設重機であるバックホーへの体験搭乗を行い、建設業への興味・関心を高めた。
甲谷さんは「子どもたちに分かるよう、かみ砕いて説明した。建設業への理解につながってほしい」と話していた。
(学校 2020-02-21付)
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