オホーツク局が学習教材作成 臨時休業等で活用を HPに学習サポート問題も(道・道教委 2020-03-05付)
【網走発】オホーツク教育局は、学習教材「つくつく身にツクん」を作成した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各学校の臨時休業への対応として、ホームページ内に学習サポート問題とともに掲載。児童生徒の学習内容の確実な定着に向け、各学校における学び直しや家庭学習の教材としての活用を呼びかけている。
管内では、全国学力・学習状況調査結果などから児童生徒の家庭学習時間が課題となっていた。
オホーツク局は、各学校や家庭で活用できるよう、ほっかいどうチャレンジテストの問題を再編した学習教材を作成。児童生徒の学習内容の確実な定着を目指す。
内容は、国語の漢字の「読み」「書き」の問題。小学2年から中学3年まで学年ごとに用意している。
オホーツク局は「各学校の授業等で学び直しの教材として使用したり、子どもたちが家庭で自由に取り組んだりするなど、様々な場面で活用してほしい」と期待している。
教材の作成と併せ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各学校の臨時休業への対応として、ホームページ内に学習サポートコーナーを開設。各学校で各家庭に情報提供するなど、臨時休業中の児童生徒の学習機会のサポートとして活用を呼びかけている。
掲載内容は、①ほっかいどうチャレンジテスト②つくつく身にツクん―の2点。
①については、1学期末問題・2学期末問題と単元別問題を掲載。著作権の関係で算数・数学のみとなっている。
(道・道教委 2020-03-05付)
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