道教委 就職指導改善の実践研究校 遠隔活用し連絡協議会 常呂高 新年度研究計画
(学校 2020-03-27付)

 【網走発】道教委「就職指導の改善に関する研究」の令和2年度実践研究校に決定した常呂高校(金澤豪校長)の研究計画がまとまった。遠隔システムを活用した連絡協議会などの取組を推進。生徒一人ひとりの特性や適性に応じたきめ細かな指導を小規模校の強みとし、生徒が自分の意思と責任で進路を選択できるようにする指導の充実などを目指す。

 事業は、生徒一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる資質・能力の育成を目指し、社会や職業への円滑な移行に向けた調査研究を行い、高校における就職指導の改善・充実を図るもの。各研究指定校に就職支援教員を配置し、早期離職の改善のための就職後の生徒に対する支援などを行う。

 常呂高は、就職希望者数は少ないものの、平成24年度以降の就職内定状況調査をみると、高卒就職後3年以内に離職した人の割合が24%にのぼっている。

 そうした課題などを踏まえ、早期離職などの歯止めに有効な取組について研究するため、①遠隔システムを活用した連絡協議会の設置②早期離職の未然防止に向けたコミュニケーショントレーニングの実施③高校在籍中の有効的な指導方法についての検討―を推進する。

 ①では、長万部高校、佐呂間高校、興部高校、雄武高校、津別高校、清里高校など遠隔システムを設置する周辺校などと連絡協議会を開催し、小規模校における就職指導にかかる課題の共有、早期離職の防止に向けた各校の取組の情報交換、早期離職の未然防止に向けた取組の方向性の確認などを行う。

 ②では、離職をしないためのコミュニケーション能力の育成などを目的に、外部講師による生徒および教職員対象の集団カウンセリング、教育局キャリアプランニングスーパーバイザーによる生徒対象のキャリアカウンセリングなどを実施する。

 ③では、大学や公共職業安定所と連携を進めるほか、上級学校を卒業してから地元へUターン就職した事例の把握に努める。

 研究の成果は、12月に遠隔システムを活用した成果報告会を開催し、連絡協議会参加校を対象に普及する。そのほか、同校および教育局ホームページに成果を掲載し、オホーツク管内の各学校に周知する。

(学校 2020-03-27付)

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