道家庭教育サポート企業等制度 元年度締結数148者に 金融業が最多 道教委
(道・道教委 2020-04-06付)

 道教委は、道家庭教育サポート企業等制度の協定締結企業数をまとめた。令和元年度までの累計締結数は2712者。うち、これまで解散などに伴い協定を解除した企業等が148者あり、現在は、2564者と締結している。職種別では、「金融業」が624者で最も多く、「卸売業」「管工土建電気業」「サービス業」などと続く。元年度における登録数は148社で、空知、十勝、石狩などの順に多かった。

 道家庭教育サポート企業等制度は、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等が道教委と協定を締結し、相互の協力の上、北海道における家庭教育の一層の推進を図るもの。

 協定を締結した企業等は「職場の子育てづくり」「職場見学や職場体験の実施」「地域行事への協力・支援」「学校行事への参加促進」「生活リズム向上の取組」「“道民家庭の日”等の普及」などの青少年健全育成に向けた取組を推進する。

 道教委は、「協定締結企業の家庭教育に関する取組をホームページ等に掲載」「家庭教育に関する啓発資料を締結企業等に配布」「締結企業等が開催する職場研修等に講師を派遣」などの支援を行う。

 元年度までの累計締結数は、前年同期比148者増の2712者。制度を開始した18年度以降、徐々に増加している。

 一方、これまでの解散などに伴う協定を解除した企業は148者あり、現在は2564者と締結。管内別では、空知が381者で最も多く、石狩303者、十勝271者などと続く。

 協定締結企業の職種別では、金融業が624者、卸売業が452者、管工土建電気業が398者、サービス業が245者など。

 元年度における登録数は148者。空知が58者で最も多く、十勝35者、石狩18者、後志、オホーツクがそれぞれ10者などとなっている。

(道・道教委 2020-04-06付)

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