9年間見据えた教育展開 北見市おんねゆ学園 市初の義務教育学校開校
(学校 2020-04-17付)

おんねゆ学園校舎
保護者・地域の信頼に応える学校づくりを推進する

 【網走発】北見市で初、オホーツク管内で3校目となる義務教育学校・北見市立おんねゆ学園(橋本正之校長)が開校した。学校教育目標は「温かく たくましく 自ら学ぶ おんねゆの子」。前期課程では1年生から外国語活動を実施、後期課程では数学と英語でチーム・ティーチングによる指導を推進するなど、9年間の成長を見通した特色ある学校経営を進める。

 温根湯小学校と温根湯中学校の統合校。オホーツク管内では、斜里町立知床ウトロ学校、湧別町立芭露学園に続く3校目の義務教育学校となる。

 学校教育目標には「温かく たくましく 自ら学ぶ おんねゆの子」を掲げ、目指す児童生徒像を「他人を思いやる温かい言動ができる子ども」「自ら鍛え健康な体を持つ子ども」「目標の実現に向かい、ねばり強く続ける子ども」と設定した。

 基本方針として、「9年間の成長を見通した特色ある学校経営」「“知”“徳”“体”のバランスのとれた教育課程の編成と実施」「教職員の専門性と資質向上を図り、共通理解のもとで教育活動を展開」「学校運営協議会を活用するなど、保護者・地域の信頼に応える学校づくり」を推進する。

 前期課程では、副担任制を導入し、担任と連携した学級づくりを進める。2・3年生、5・6年生は複式学級となるが、5・6年生では図工、体育、外国語を除き単式で授業を行う。

 また、3年生から段階的に教科担任制を導入し、後期課程の各教科免許所有者による授業を展開。3・4年生では音楽と外国語活動、5年生では算数・音楽・体育・外国語、6年生では社会・算数・理科・音楽・体育・外国語で教科担任による指導を行う。

 さらに、9年間の系統性のある外国語指導の充実を図るため、1・2年生も年10時間の外国語活動を行う。

 後期課程では、数学と英語で週1~2時間程度、チーム・ティーチングによる指導を行う。

 9年間の系統性をもたせるため、運動会、学芸会などの学校行事や5~9年生の生徒会活動において、異学年集団活動を取り入れるほか、総合的な学習の時間では、段階的な体験活動や探究的な学習を行う。

 部活動顧問の複数配置、職員会議を2ヵ月に1回にするなど、校務の整理・精選による教育の質の向上、働き方改革の推進を図り、児童生徒と向き合う時間や教材研究に充てる時間につなげる。

 橋本校長は「地域と子どもたちのために、9年間の成長を見通した特色ある教育活動を展開していきたい」と話している。

(学校 2020-04-17付)

その他の記事( 学校)

札幌啓成高第3期SSHスタート 先進的教科横断の実践を 啓成STEAMを開発・普及

 札幌啓成高校(中西勝範校長)は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、本年度から5ヵ年計画で研究を推進する。研究開発課題は「創造力を高める先進的教科横断の実践を...

(2020-05-28)  全て読む

本別高「とかち創生学」 地域の核となる活動を 次代を担う人材育成

 【帯広発】本別高校(近藤浩文校長)は、総合的な探究の時間「とかち創生学」の本年度推進方針をまとめた。地域包括ケア研究所の藤井雅巳代表理事によるオリエンテーション動画の配信や、地域住民と生徒...

(2020-05-22)  全て読む

鵡川高 新たな中高一貫 SDGsの視点で発信 企業等とコンソーシアム

 【室蘭発】鵡川高校(三村素道校長)は本年度から3ヵ年計画で、地域をキャンパスとした新たな連携型中高一貫教育モデルの実現に取り組む。学校設定科目「むかわ学」では、地域創生やSDGs(持続可能...

(2020-04-28)  全て読む

旭川市日章小で建設業者 安全に活動できる環境を グラウンドの不陸整備

日章小・NIPPOグラウンド整備  【旭川発】旭川市立日章小学校(輕部恭子校長)で16日、㈱NIPPO旭川出張所による地域貢献の一環としてグラウンド整備が行われた。同所の作業員5人が、雪解けで不陸な状態のグラウンドをタイヤシ...

(2020-04-22)  全て読む

早く外で元気に遊んで 建設業者がグラウンド雪割り 津別小で

津別小で雪割  【網走発】津別町立津別小学校(山口英世校長)で4月上旬、地元建設業者による雪割りボランティア活動が行われた。子どもたちが1日でも早く外で遊ぶことができるよう、従業員たちが重機や手作業で体育...

(2020-04-20)  全て読む

千歳科技大eラーニング申込状況 270校 1年で約3倍 函館市は1万人以上利用

 千歳科学技術大学のeラーニングシステムを学校で導入する動きが道内で加速している。道教委によると、3月30日現在の利用市町村数は75市町村、学校数は270校となり、前年と比べ市町村数は約2倍...

(2020-04-20)  全て読む

浦幌小通学路で見守り活動 児童らの安全確保を 地元建設業者等が協力

浦幌小フクタ通学見守り  【帯広発】浦幌町内で9、10、13日の3日間、児童の登校見守り活動が行われた。道家庭教育サポート企業の=フクタ(福田憲司社長)などが参加。役職員15人が通学路に立ち、浦幌小学校の新入学生や...

(2020-04-20)  全て読む

9年間見据えた教育展開 北見市おんねゆ学園 市初の義務教育学校開校

おんねゆ学園校舎  【網走発】北見市で初、オホーツク管内で3校目となる義務教育学校・北見市立おんねゆ学園(橋本正之校長)が開校した。学校教育目標は「温かく たくましく 自ら学ぶ おんねゆの子」。前期課程では1...

(2020-04-17)  全て読む

遠軽町丸瀬布小と丸瀬布中 文房具など寄贈受ける 地元業者が有効活用求め

管野組図書寄贈丸瀬布小  【網走発】遠軽町立丸瀬布小学校(河村一恵校長)と丸瀬布中学校(中谷浩一校長)は8日、町内の建設業者・㈱管野組(管野浩太郎社長)から児童生徒用図書や文房具などの寄贈を受けた。管野社長が両校を...

(2020-04-15)  全て読む

文科省教育課程研究校 函館工業高 工業の知識で思考力を 電気情報工学科で2ヵ年

 【函館発】函館工業高校(小旗圭二校長)は、文部科学省委託「教育課程研究指定校事業」の研究指定校に内定した。研究期間は本年度から令和3年度の2ヵ年。研究主題「工業に関する知識・技術を活用して...

(2020-04-10)  全て読む