道教委 指定管理施設の満足度調査 最高は北方民族博物館 「道外から」「初回」 最多
(道・道教委 2020-04-23付)

利用者満足度調査
利用者満足度調査・利用施設の総合的な感想(クリックすると拡大表示されます)

 道教委は、指定管理者制度を導入している北方民族博物館、文学館、釧路芸術館、埋蔵文化財センターの令和元年度利用者満足度調査結果を取りまとめた。利用施設の総合的な感想として「満足」「やや満足」と回答した割合が最も高かったのは北方民族博物館で95・6%。道外からの利用者の割合と初回の利用者の割合が最も高かったのも北方民族博物館だった。

 道教委は、平成18年度から所管施設に指定管理者制度を導入。各施設で、提供する住民サービスに対する満足度を把握するための利用者満足度調査を実施することを義務付けている。

 管理者の目標として、満足と回答した利用者の割合を80%以上とすることを掲げている。

 アンケート調査の結果をみると、「今後、施設を利用したい」「できれば利用したい」と回答した割合は、埋蔵文化財センターが95・7%、釧路芸術館が94・8%、文学館が94・1%、北方民族博物館が75・3%だった。

 親切さや的確さなどの「職員の対応」、清潔さ、快適さ、利用しやすさなどの「建物や設備」「サービスの提供」に関しては、多くの施設で9割以上が「満足」「やや満足」と回答した。

 道外からの利用者の割合が最も高かったのは、北方民族博物館で69・2%。

 初回の利用者の割合が最も高かったのも北方民族博物館で85・8%となった。北方民族博物館のことをどのようにして知ったかという質問には、「ガイドブック」と回答した人が前年度比4・7ポイント増の24・3%となり、ほかの3施設に比べて高い数値を記録した。

 利用施設の総合的な感想として「満足」「やや満足」と回答した割合が最も高かったのは、北方民族博物館で95・6%。埋蔵文化財センターは94・8%、釧路芸術館は91・2%、文学館は90・1%だった。

(道・道教委 2020-04-23付)

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