【解説】新規高卒者就職内定98・6%
(解説 2020-05-12付)

 道労働局は、道内におけることし3月新規高校卒業者の職業紹介状況(3月末現在)をまとめた。就職内定率は98・6%と、前年同月を0・2ポイント上回り、昭和61年3月卒の統計開始以来最高値を更新した。

 求職者数は、前年同月比3・0%減の7169人。男女別では、男子が4・2%減の3869人、女子が1・7%減の3300人。

 これに対して、道内求人数は、0・3%増の1万9005人。地域別では、岩見沢が22・8%増、旭川が13・4%増、苫小牧が9・2%増など、全道20地域のうち、8地域で前年同月を上回った。

 産業別では、卸売業・小売業で7・1%、建設業で5・4%、サービス業で5・2%など前年同月より上昇。一方、複合サービス事業で33・4%、宿泊業・飲食サービス業で6・6%、生活関連サービス業・娯楽業で6・7%減少した。

 道内求人倍率は、0・09ポイント増の2・65倍。統計開始以来、最も高い数値となった。

 就職内定者数は、2・8%減の7070人。男子が3・9%減の3818人、女子が1・4%減の3252人。

 内定率は、0・2ポイント増の98・6%となり、統計開始以来の最高値を記録。男女別にみると、男子が0・2ポイント増の98・7%、女子が0・2ポイント増の98・5%となった。

 未内定者数は、16・8%減の99人。男子が17・7%減の51人、女子が15・8%減の48人。全体の97・0%に当たる96人が道内での就職を希望している。

 ハローワークでは、卒業までに就職が決まらなかった未就職卒業生に対して、引き続き来所勧奨、求人情報の送付、就職活動に関するアドバイスなど、支援の徹底を図るとしている。

(解説 2020-05-12付)

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