小玉教育長 白糠町庶路学園などへ 現場視察を本格化 特色ある教育活動など確認
(道・道教委 2020-07-16付)

児玉教育長教育現場視察
庶路学園を視察する小玉教育長(左から2人目)

 【釧路発】道教委の小玉俊宏教育長は14日、就任後初となる学校等視察を行った。白糠町立庶路学園などを訪問し、担当者から説明を受けたほか、自らの目で教育現場の最前線を確認。新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛等が段階的に解かれていることから、今後、視察等の活動についても本格化させていく。

 本道では、外出等の自粛について、6月1日から段階的に緩和。新北海道スタイルの実践による感染拡大の防止を前提に、7月10日からは収容5000人以下のイベント等が開催可能なステップ3まで緩和している。

 こうした状況を踏まえ、就任後、学校等視察を自粛していた小玉教育長も活動を本格化。今回は14・15日の2日間日程で釧路管内を訪問した。

 視察したのは、管内唯一の義務教育学校である庶路学園のほか、釧路市立富原中学校、標茶高校、釧路市博物館の4ヵ所。このほか、蝦名大也釧路市長、棚野孝夫白糠町長を訪問し、釧路芸術館にも足を運んだ。

 このうち、庶路学園では、福原克洋校長から義務教育学校における教育の特色などについて説明を受けたほか、まちの避難所にもなっている学校施設、授業の様子を見学。校内に併設されている認定こども園にも足を運び、多様な機能を有する学校施設について理解を深めた。

 小玉教育長は「素晴らしい施設で、町の経営センスのよさを感じた。こども園もあるのはほかにはない。今後とも学ばせていただきたい」と話していた。

(道・道教委 2020-07-16付)

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