道教委 元気アップチャレンジ 縄跳びマスター認定へ 内容一部変更し運動機会創出
(道・道教委 2020-08-04付)

道教委は本年度、学校・家庭・地域など、オール北海道で運動機会の創出を図る「どさん子元気アップチャレンジ」の内容を一部リニューアルする。短縄跳び全道大会など4事業を展開。新規事業「なわとびスキルマスター認定」では、なわとび上級編の技の一つサイドクロスの飛躍回数を記録した動画などを提出し、スキルマスターとして認定する。これらの取組を通して、児童生徒が運動に親しみ、楽しく運動する態度の育成などを目指す。

 道教委は、子どもたちが運動に親しみ、楽しく運動する態度の育成や体力の向上を図るため、平成22年度から事業を展開。学校・家庭・地域など、オール北海道で運動機会の創出を図るとともに、体力づくりを進める機運の向上を図っている。

 本年度は、①短縄跳び全道大会②なわとびスキルマスター認定③1校1実践で元気いっぱいAフォトコンテスト④地域で元気アップ!―の4事業。うち、②が新規事業となる。

 ①では、小中学生を対象に、制限時間内で跳躍回数を競うなわとびトライを行う。学校での取組における記録を競う学校部門と、家庭や地域等での取組における記録を競う家庭・地域等部門の2部門とし、それぞれ2期に分けて実施する。

 学校部門は、前期が10月2日まで、後期が10月12日から3年1月29日まで。家庭・地域部門は、1期が8月26日まで、2期が12月18日から3年1月29日まで。申告された記録は、健康・体育課ホームページで公表するとともに、上位者に記録証を授与する。

 ②では、なわとびスキル上級編となわとびグループ編で実施。

 スキル上級編では、技の一つ「サイドクロス」の5連続以上の跳躍成功のほか、さらに高度な「E・K」の3連続以上の跳躍成功などで、なわとびスキルマスターに認定する。グループ編では、「トラベラー」を5人以上の隊列1往復以上成功で認定する。

 期間は11月30日まで。認定者の動画は、健康・体育課ホームページで公表するとともに、認定証を授与する。

 ③は、1校1実践など各学校における創意工夫ある取組において、児童生徒が元気に取り組んでいる写真を募集。応募期間は10月1日から12月25日で、優良作品の当該校に認定証を授与する。

 ④は、各地域で実施している運動やスポーツの取組を広く紹介するほか、どさん子体力アップ強調月間の賛同団体などと連携を図った取組を推進する。

(道・道教委 2020-08-04付)

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