宗谷局SOYAプロジェクト 働き方改革提言など展開 若手中心に創造的な業務(道・道教委 2020-08-11付)
プロジェクトに取り組んだ職員たち
【稚内発】宗谷教育局は、局独自事業として6月から、局のPRや職場内の働き方改革などを進める「SOYAプロジェクト」に取り組んだ。係長、主査以下の全職員が5つのグループを結成。「働き方改革を進める職員の提言作成」「職員全員の一体感を示す集合写真撮影」など5つのプロジェクトに取り組んだ。7月27日には、これまで進めてきたプロジェクトの内容を報告する全体発表会を開催。プロジェクトを統括した西岡博幸次長は「若い職員を中心に、一つのことをつくり上げる経験は、今後の創造的な業務推進につながる」と期待を寄せた。
宗谷教育局では、6月から課や係にとらわれず係長、主査以下の全職員が5つのグループを結成。局独自の事業としてSOYAプロジェクトに取り組んだ。
プロジェクトは、職員自ら企画・立案し、局のPRや就労環境の整備などを図る5つのグループに分かれ、取組を展開。プロジェクトは、①働き方改革を進める職員の提言作成②職員全員の一体感を示す集合写真撮影③局が掲げる重点「子どもの未来保障」ポスター作成④局内の人員配置を示す写真付き座席表の作成⑤外部へ局の概要を示す宗谷局要覧の作成。
事業をスタートさせた6月から7月の毎週火曜日午後5時からグループごとにプロジェクトを推進した。
7月27日には、全体発表会を開催。働き方改革のプロジェクトでは、勤務時間内で職務を遂行する重要性をあらためて共通理解するためにプレゼンテーションを実施したほか、各係で職務の効率化に向けた演習を行った。
このほか、「局の職務内容を分かりやすく外部等へ伝えるためのツールとして、各所に要覧を配布する」「ホームページにも掲載し、局の存在を知ってもらえるよう広く周知を図る」などと発表した。
最年少プロジェクトリーダーを務めたポスター作成グループの秋山康貴主事は「局の重点を印象的に示すデザインについて、グループで協議を重ねた。苦労した分、局内での人とのつながりが広がった」と振り返り、「プロジェクトを通して創造性の育成の大切さとコミュニケーションの深まりを感じた」と話していた。
プロジェクトを統括した西岡次長は「若い職員を中心に、普段とは異なる様々な交流を通して一つのことをつくり上げる経験は、今後の創造的な業務推進につながる。職員の活躍を期待する」と話した。
(道・道教委 2020-08-11付)
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