道教委　民間企業と協定締結へ　ＩＣＴ機器貸与など推進　学び継続するシステム構築

（道・道教委 2020-11-06付）

　道教委は、道内の子どもたちの学びを継続させるシステムの構築を目指し、教育に関するソフトウェアの開発などを展開している㈱シーラクンスと協定を結ぶ。両者は、ＩＣＴ機器の貸与による環境整備などの教育支援を行うため具体的な内容を協議していく。協定式は、１６日午後３時から札幌市内の㈱サッポロドラッグストアー本店で執り行う予定で、小玉俊宏教育長と藤澤義博代表取締役社長が協定書に署名する。

　全国で問題となっている新型コロナウイルス感染症。その影響によって、道内の学校では臨時休業等の措置を講じるなど、児童生徒の安全を第一に考え、学びの保障や体力の保持など、様々な対策を打ち出してきた。

　今回、道教委はサツドラホールディングス㈱のグループ企業で教育に関するソフトウェアの開発などに取り組むシーラクンスと協定を結ぶこととした。非常時等に市町村や学校に機器を貸与することによってＩＣＴ環境整備を支援し、本道における学びを継続させるシステムの構築や、ＩＣＴを活用した教育の発展・充実に資することが目的。

　ＩＣＴ機器の貸与に関する環境整備や児童生徒に関する教育支援に関する具体的な内容については、両者で協議を重ね合意した上で、決定していく。

　協定締結式は、１６日午後３時から札幌市内のサッポロドラッグストアー本店で執り行う。

(道・道教委 2020-11-06付)