道公立学校事務職員協会が研究協議会　引き続き意欲的研究を　田島会長　有益な取組求める

（関係団体 2020-11-13付）

　道公立学校事務職員協会（田島敏明会長）は１０月下旬、札幌市内かでる２・７で第２回評議員研究協議会を開いた。評議員や理事など３５人が出席。田島会長は、本年度開催予定だった全道大会が来年度に延期になったことについてふれ、各支部に対して、立ち止まることなく、引き続き研究活動を意欲的に進めるよう求めた。

　冒頭、田島会長があいさつ。協会の事業の柱だった道立学校事務職員研究大会を来年度に延期したことについて、「会員一人ひとりのスキルアップにつながる研修の場であり、学校事務全体の改善に向けた提言の場でもある」とし、今回の延期は苦渋の判断となったことを伝えた。

　その上で、各支部に対し、立ち止まることなく引き続き研究活動を意欲的に進めるよう求めるとともに、「評議員の皆さんには、少しでも会員にとって有益な取組ができるようけん引してほしい」と呼びかけた。

　初任や若年職員の研修機会や支援の充実についてふれ、日常の多忙感を極める事務室の中で、コミュニケーションや互いのサポートが希薄となっている状況などを挙げ、「できる限りの支援を継続していく」と述べた。

　議事に移り、延期した第７３回道公立学校事務職員研究大会については、来年８月１９日から２日間、ホテルライフォート札幌で予定していることを報告。また、代議員定数にかかる会則改正について協議した。

　このあとの研究協議では、道教委の高橋和孝総務課長補佐が、道立学校の事務改善について講話した。

(関係団体 2020-11-13付)