管理職が面談し助言を　道教委　服務規律の徹底要請

（道・道教委 2020-11-24付）

　道教委は１９日付で通知「服務規律の厳正な保持について」「職員の個人面談の実施について」を各課長、教育局長などに発出した。服務規律の保持に向けた指導の徹底をあらためて要請するとともに、管理職員がすべての職員に個人面談を実施し、必要に応じた助言を行うよう求めた。

　道内で公務員の不祥事が相次いで発生していることを踏まえた対応。

　通知「職員の個人面談の実施について」では、管理職員が職員の変化にきづき、適切な指導助言や必要な配慮をすることが重要とし、管理職員による個人面談を実施し、必要な助言を行うよう要請。各所属においてすべての職員を対象に個人面談を実施すること、キャリア・シートなどを活用して健康状態、家庭環境、日ごろの勤務、日常生活上のストレス、悩み事など幅広い内容を聞き取ることを心がけることを求めた。

　また、パンフレット『心の健康相談事業』を添付。特定の管理職に相談しづらい内容があることを踏まえ、心の健康総合相談室をはじめとする相談窓口の活用を呼びかけている。

　個人面談の実施時期は各所属の実情を踏まえ、１２月末日までに全職員に対して実施するよう求めた。

(道・道教委 2020-11-24付)