道教委　道立高９校に講習配信　１２月２５日から国語等　特設サイトで質問受付

（道・道教委 2020-11-27付）

　道教委は１２月２５日から４日間、有朋高校（元紺谷尊広校長）を拠点に道立高校９校に冬季講習を試行配信する。大学進学を目指す２年生を対象に、国語、数学、外国語、物理の教科・科目を配信。講義後、生徒の質問や感想を受け付ける特設サイト「仮称・遠隔講習の部屋」を立ち上げ、講習内容に反映させる。

　道教委は、令和３年度から有朋高校に仮称・道高校遠隔授業配信センターの設置を計画。地元で学びながら大学進学を実現できる環境の整備を目指している。

　取組の一つとして、長期休業中に大学進学を目指す生徒に対応した講習の遠隔配信を計画。学習ニーズの対応状況の確認や実施上の課題の明確化を図るため、冬季講習を試行する。

　対象は、国語、数学、外国語、物理の教科・科目。地域連携特例校、離島の道立高校など９校の２年生を対象に、遠隔会議システムを活用して授業を配信する。授業は各教科１コマ完結とし、事前に教材プリントなどを送信する。

　講義後に質問や感想などを各教科ごとに投稿する遠隔講習特設サイト「仮称・遠隔講習の部屋」を開設する予定。投稿内容を踏まえ、講師が翌日の講習の中で対応する。

(道・道教委 2020-11-27付)