札幌市　来年１月９日から　バーチャルツアー開催　テーマはＳＤＧｓ未来都市

（札幌市 2020-12-02付）

　札幌市環境局は、環境広場さっぽろ２０２０バーチャルツアーを開催する。仮想空間につくられたバーチャル札幌ドームからイベントに参加。「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせるＳＤＧｓ未来都市」をテーマに、「感染拡大防止」「経済・社会活動」「地球環境保全」を同時に成立させるＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の達成について考える。来年１月９日から１４日まで。

　イベントは、子どもたちへの環境教育の場を提供するとともに、市民が笑顔で暮らせる持続可能な社会について考えていく機会を創出することが目的。

　例年５月に札幌ドームを会場に予定していた環境広場さっぽろ２０２０は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止した。

　市は、いまだ新型コロナウイルス感染拡大の予断を許さない状況ではあるものの、引き続き、子どもたちの環境教育の場を提供する必要性を認識。

　また、脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策や循環型経済等のさらなる推進による持続可能な社会の実現に向けて考えていくことができる機会の創出を求められており、子どもたちや市民、出展者の安全・安心を最優先に、楽しみながら環境への興味をもってもらえるよう、オンライン上の仮想空間を会場とした環境広場さっぽろ２０２０バーチャルツアーの開催を決定。出展者を募集している。

　なお、持続化給付金等対象事業者は、抽選で無料出展枠を用意する。

　出展の詳細は、https://www.ecochil.net/festival/。

(札幌市 2020-12-02付)