第７０回全道高校演劇発表大会 札幌啓北商高が優秀賞 セットや演技力　高評価

（札幌市 2020-12-03付）

　市立札幌啓北商業高校（鈴木恵一校長）演劇部は、１１月１９日から３日間開催された第７０回全道高校演劇発表大会で優秀賞を受賞した。演出家・新堀浩司氏原作の「ラフ・ライフ」を披露。原作の潤色、セットのクオリティ、演技力などが高い評価を得た。同校は、来年３月下旬ころに開催予定の春季全国高校演劇研究大会（春フェス）に出場する。

　大会は、全道高校各支部の演劇を上演し、部活動としての高校演劇を正しく発展させるため、その在り方を研究し、技術の向上を図るとともに、本道高校生の豊かな情操の育成を目指し、北方文化創造の基礎とすることをねらっている。主催は、道高校文化連盟と全国高校演劇協議会。

　本年度の大会テーマは「Ｋｅｅｐ　Ｏｎ　Ｉｋａｏｄｏｒｉｎ,～ゼロから創り続ける」。本年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から事前に上映作品をＤＶＤに収録し大会事務局に提出する方法で実施した。

　審査の結果、最優秀賞は富良野高校が受賞し、来年度の全国高校演劇大会の出場権を獲得した。

　優秀賞には、札幌啓北商業高、大麻高校、帯広北高校の３校が受賞。うち、札幌啓北商業高は、最優秀賞に続く優秀賞（２位）に輝き、来年３月下旬ころ開催予定の春フェスへの出場権を得た。

　大会で札幌啓北商業高は、演出家・新堀浩司氏の原作「ラフ・ライフ」を披露。審査員から原作の潤色、セットのクオリティ、演技力などが高く評価された。

(札幌市 2020-12-03付)