紋別高 タイの学校と遠隔交流 友好を確かめ合う オリジナルTシャツ披露
(学校 2021-01-06付)

紋別高タイとのオンライン交流
完成したTシャツを着て交流する生徒たち

 【網走発】紋別高校(花松均校長)で昨年12月中旬、紋別市の海外青少年短期留学事業の一環としてタイのウドムスックサー学校の生徒との3回目のオンライン交流が開かれた。紋別高総合ビジネス科の1年生14人と普通科の2年生12人、ウドムスックサー学校の高校1年生11人が参加。1・2回目の交流でデザインを進めてきたオリジナルTシャツを披露し、両校の友好を確かめ合った。

 紋別市は令和元年10月、市内中学校、高校の生徒の国際感覚の醸成と国際理解の向上を目的に、タイのウドムスックサー学校、ビーコンハウス・ヤームサアート学校、バーンパコックウィターヤーコム学校の3校と連携協定を締結。元年度はタイの3校の生徒たちが紋別市に短期留学し、市内の生徒たちと交流した。

 本年度は、オンライン交流と短期留学事業を組み合わせて実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で短期留学事業が中止となったため、オンライン交流活動のより一層の充実を図ることとした。

 紋別高では、ウドムスックサー学校の生徒とのウェブ会議システムZoomによるオンライン交流を年4回実施。両校の生徒たちは、それぞれの国の文化や学校紹介のほか、オリジナルTシャツのデザインを進めてきた。

 3回目の今回は、1・2回目の交流を踏まえて完成したTシャツを披露した。

 Tシャツは、オホーツクブルーを表現した水色で、前面を紋別高、背面をウドムスックサー学校の生徒がデザイン。友好関係の深化など、デザインに込めた思いなどを伝え合った。

 そのほか、年末年始の過ごし方、両国の菓子を食べた感想などを交流した。

 総合ビジネス科1年の檜森友祐さんは「完成したTシャツを一緒に着用して交流でき、よかった」と話していた。

(学校 2021-01-06付)

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