道教委　学園ネットコミュニティ　知恵ぶくろ等　内容確認　義務教育学校等から６０人

（道・道教委 2021-01-22付）

　道教委は２０日、第１回学園ネットワークコミュニティ（がくえんネット）研究実践事業第１回情報共有会をビデオ会議サービスＧｏｏｇｌｅ　Meetを使って開いた。義務教育学校、義務教育学校の設置を予定している学校などから約６０人が参加し、今月から運用を開始する知恵ぶくろ、情報掲示板、情報交流会の活用方法を確認。今後、義務教育学校のコミュニティのさらなる構築を目指して積極的な活用を図っていく。

　道教委は昨年１２月、道内１１校の義務教育学校が課題や困り感などについて情報交換する手段として、Ｇｏｏｇｌｅ社が提供しているビジネスツール「Ｇ　suite」を活用した学園ネットワークコミュニティ（がくえんネット）研究実践事業を開始した。

　情報共有会は、取組内容等についての説明や、アンケート結果について情報共有し、今後の取組を明確にすることを目的として実施した。

　義務教育課の青木順一課長補佐があいさつ。「運用が軌道に乗るまでは時間を要すると思うが、円滑な課題解決や教育の質の向上につながることを期待している」と述べ、積極的活用を求めた。

　続いて、担当者ががくえんネットの運用について説明した。

　今回、運用が始まるコンテンツは、①知恵ぶくろ②情報掲示板③情報交流会―の３つ。

　①は、Ｇｏｏｇｌｅスライドを活用。互いに質問し、回答することができると紹介した。

　②は、Ｇｏｏｇｌｅドライブを利用する。ほかの義務教育学校と共有したいデータを共有フォルダに保存することで、自由にデータの閲覧が可能となると説明。

　③では、情報交流会にＧｏｏｇｌｅ　Meetを活用。役職別の交流や児童生徒の交流会など、ビデオ会議ができるとした。

　今後の予定として、３月に第２回情報共有会を開催することとし、アドバイザーを務める京都市教委の吉川康浩首席指導主事を招いて行うことを確認した。

　このほか、クラウドサービス利用にかかる注意事項について説明した。

(道・道教委 2021-01-22付)