中高生向けしごとガイド２０２０　基幹産業　魅力を紹介　道教委　職業選択の一助に

（道・道教委 2021-01-22付）

高校生版の表紙（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、中高生向けに『おしごとガイドブック２０２０年版』を作成した。林業、漁業、農業、建設業の４つの基幹産業について、各分野で働く先輩が職業の魅力を紹介。将来の職業選択に役立てるよう期待している。

　道教委は、平成３０年度から３年間、道ふるさと・みらい創生推進事業を展開。その一環として、総合的なインターンシップ実践プロジェクトを実施し、中高生に本道の基幹産業や職業に対する理解を深めさせるため、『おしごとガイドブック』を毎年、発行している。

　内容をみると、北海道を支える基幹産業として、林業、漁業、農業、建設業の分野で働く先輩がそれぞれの立場から職業の魅力について語っている。

　うち、建設業では、札幌工業高校卒で勇建設㈱で働く佐藤飛雅さんが登場。高校２年生のときにインターンシップを同社で体験したことが建設業に対する興味を沸かせたきっかけであったことや、現在の仕事の様子などを紹介している。

　また、ＱＲコードを読み取ると、リアルボイスを聞くこともできる。

　今後、札幌市を除く市町村立中学校２年生と道立高校１年生に配布。道教委は「将来の職業選択に役立ててほしい」と、活用を呼びかけている。

(道・道教委 2021-01-22付)