札幌市あやめ野小６年生３０人　投げ方や姿勢を学ぶ　初のカーリング授業

（札幌市 2021-02-12付）

カーリングに挑戦する児童たち

　札幌市立あやめ野小学校（竹村匡史校長）の６年生は９日、市内どうぎんカーリングスタジアムでカーリングの授業を受けた。道カーリング協会の指導員３人が講師を担当。約３０人が３グループに分かれて、ストーンの投げ方や正しいフォームなど、カーリングの基礎・基本を学んだ。

　同校は、昨年１０月に市内の月寒体育館であやめ野中学校と小中合同フィギュアスケート授業を行うなど、小中一貫した教育に力を入れている。

　小学校でのカーリング授業は初の試み。あやめ野中では、体育の授業でカーリングを取り入れており、小学生のうちからカーリングを体験しておくことで中学校への接続を円滑に進めることをねらった。

　道カーリング協会の指導員３人が講師を担当。６年生約３０人が３グループに分かれ、カーリングのルールを学習したほか、ストーンの投げ方、正しいフォームなどを学んだ。

　児童たちは、初めての体験に戸惑いながらも、それぞれ基本姿勢などを身に付けようと懸命に汗を流した。

　竹村校長は「６年生は、小学校と中学校の違いを把握して成長しなければならない。この授業を通して、少しでも“中学生になる”という意識を高めてほしい」と期待していた。

(札幌市 2021-02-12付)