道教委 学校運営協議会設置決定 6月1日苫小牧支援に 近隣校と交流や協働学習等(道・道教委 2021-05-31付)
道教委は本年度、苫小牧支援学校(小笠原正樹校長)に学校運営協議会を設置する。ことし4月に開校した苫小牧支援は、小・中学部を設置し、個々のニーズに応じた教育を展開。関係者は、将来、高等部進学に伴って居住地を離れる生徒が、卒業後に地元に戻って過ごすことができる基盤の構築などに期待を寄せる。27日に開いた教育委員会会議で決定した。あす6月1日に設置する。
道教委は、学校運営協議会の設置を希望する道立特別支援学校の申請内容について学校や地域の状況、特徴と期待される効果などを勘案して検討。今回は苫小牧支援が申請し、27日に開かれた教育委員会会議で決定した。4月1日現在、道立高校24校、道立特別支援学校17校が設置済み。
苫小牧市内では、小学校23校中2校、中学校16校中2校が学校運営協議会を設置している。
苫小牧支援は、小学部、中学部を設置し、13学級35人が所属。知的障がいのある児童生徒に対し、個々の教育的ニーズに応じた教育を展開している。
設置後は、近隣の小・中学校等との交流や協働学習のほか、教育活動を広く地域社会に周知する活動を実施。高等部進学に伴い居住地を離れる生徒が、卒業後に再び地元に戻って過ごせる基盤の整備に期待を寄せている。
(道・道教委 2021-05-31付)
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