８月１１～１３日に　札幌市教委　市立学校夏季休校日　任意設定、１０日も可能・最大４日間

（札幌市 2021-07-13付）

　札幌市教委は、市立学校における本年度の夏季休校日を８月１１・１２・１３日に決定した。各学校は、校内事情等を総合的に勘案し、３日間の中から任意の日を夏季休校日として設定。本年度は、８月１０日も設定することが可能で、最大で４日間を休校日とすることができる。市教委は、教職員の心身の健康維持および増進のほか、夏季休暇や年次有給休暇などを取得しやすい環境づくりの推進を期待している。

　市教委は、令和２年６月に「札幌市立学校における働き方改革に向けて（指針）」を策定し、長時間労働の解消に向けた取組を進めている。

　平成２９年度から夏季休業期間を「休暇取得促進期間」に位置付け、夏季休校日の取組を実施。教職員が計画的に休暇を取得することで、心身の健康維持および増進を一層図るほか、夏季休業期間中に学校の休校日を設定することで、学校に勤務する多くの教職員が夏季休暇や年次有給休暇などを取得しやすい環境づくりを進めている。

　本年度の夏季休校日期間は、８月１１、１２、１３日の３日間に設定。各校は、校内事情等を総合的に勘案し、当該３日間の中から任意の日を夏季休校日として設定することができる（３日間すべてを休校日とすることも可）。

　また、さらなる連続した休日の確保のため、各学校の事情に応じて、８月１０日も夏季休校日として設定することも可能。その場合、最大で４日間を休校日にできる。

　市教委は各学校の管理職に対して「休暇取得促進および夏季休校日の取組について、校内の全所属職員に周知するとともに、管理職自らが率先し、休暇を取得しやすい職場環境づくりに努める」よう呼びかけている。

(札幌市 2021-07-13付)