１３日から道ユニセフ・キャラバン　釧路山花小中等で教室　教職員対象研修会も

（道・道教委 2021-07-13付）

　日本ユニセフ協会は、１３～１６日および８月１７日に北海道ユニセフ・キャラバン・キャンペーンを実施する。道内では５年ぶり１０回目。キャンペーン中は、釧路市立山花小中学校など５校を対象としたユニセフ教室を実施するほか、小玉俊宏副知事と倉本博史教育長のメッセージ交換、教職員対象としたユニセフ研修会を予定。すべてオンラインで行い、世界の子どもたちの現状とＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）を踏まえたユニセフの活動について考える。

　取組は、世界の子どもたちの状況やユニセフの活動に関する知識・認識の普及啓発を目的とし、１９７９年の国際児童年にスタートした。毎年、全国１１～１２ほどの都道府県を訪問し、学校関係者を対象としてユニセフ研修会やユニセフ教室を開催している。

　道内では１９８１年から開始した。

　当初、２０２０年に実施を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期。５年ぶり１０回目の開催となる今回は、すべてオンラインで実施することとした。

　キャンペーン期間中、釧路市立山花小中、釧路明輝高校、千歳高校、札幌市立西野小学校、札幌市立発寒東小学校の５校でユニセフ教室を開催する。東京のユニセフハウスと学校をつないで、ユニセフ協会のスタッフがＳＤＧｓにふれながら取り組むべき課題や世界の未来について、児童生徒が考える活動を行う。

　１５日には、小玉副知事と倉本教育長、日本ユニセフ協会とのメッセージ交換を行う。

　８月１７日には、道内の教職員を対象としたユニセフ研修会をオンラインで開催する予定。

　日程等はつぎのとおり（①開催日②学年、人数など）。

【ユニセフ教室】

▽釧路市立山花小中＝①７月１３日午後１時３０分②小学３年～中学３年・２０人

▽釧路明輝高＝①７月１４日午前１１時５５分②２年次国際理解系列「異文化理解」・２１人

▽千歳高＝①７月１５日午前１１時②１年生・３１７人

▽札幌市立西野小＝①７月１６日午前９時３０分②６年生・５７人

▽札幌市立発寒東小＝①７月１６日午後１時４０分②５年生・５９人

【知事・副知事メッセージ交換】

▽道庁別館＝①７月１５日午前１０時

【ユニセフ研修会】

▽オンライン開催＝①８月１７日午後２時３０分②小・中学校、高校、特別支援学校の教員、教育委員会指導主事

(道・道教委 2021-07-13付)