岩農高 道教委・倉本教育長を表敬 全員の力存分に発揮を 花あるあるプロジェクトで
(道・道教委 2021-07-09付)

岩見沢農業高教育庁訪問
生活科学科の生徒が倉本教育長(右)に花束を贈った

 岩見沢農業高校(鎌田一宏校長)生活科学科3年生4人などは7日、「花あるあるプロジェクト2021」の活動報告のため、倉本博史教育長を表敬訪問した。8月7日の「北海道花の日」に空知総合振興局と連携して、岩見沢市内のイオン岩見沢店で花束の配布を予定していることなどを紹介。倉本教育長は「これからも皆さんの力を存分に発揮して、学校内外のいろいろな活動に関心をもって、積極的に参加してほしい」とエールを送った。

 プロジェクトは、一人でも多くの人に花を飾ることに興味をもってもらうことを目的に、JAいわみざわ、セイコーマート、岩見沢農業高、空知総合振興局の産学官連携で取り組んでいるもの。主に、空知管内で生産されたヒマワリやアルストロメリア、ダイアンサス、スターチスなどを販売している。

 同校の生活科学科は、毎週水曜日の授業で、花のラッピングや箱詰めを実習。6月9日から9月末まで、計15回の授業を予定している。

 7日、3年生の矢部亜弥音さん、岩崎栞奈さん、土屋歩加さん、渋谷実玖さんの4人のほか、鎌田校長らが倉本教育長を表敬訪問した。

 岩崎さんは、生活科学科の3年生が、花卉経営班19人、花卉利用班20人で活動していることを報告した。市内の切り花生産者が出荷した花をJAいわみざわから受け取り、一つずつラッピングして販売しているほか、一部同校の切り花も販売。花の知識や情報を紹介するため、QRコードを印刷したシールをラッピングに貼り付けて、同校ホームページにアクセスできるよう工夫したことも伝えた。

 ホームページに、花に興味をもってもらえるよう、市内の生花店に関する情報も載せている。

 また、8月7日の「北海道花の日」には、空知総合振興局と連携して、イオン岩見沢店で花束の配布を予定。併せて、花のメッセージカードも添えて魅力を発信する。

 毎月、7日と8日には花を飾ろうキャンペーンの実施を試みていることも報告した。

 倉本教育長は「関係者の皆さんにとって大きな励み」と述べ、「これからも皆さんの力を存分に発揮して、学校内外のいろいろな活動に関心をもって積極的に参加してほしい」と期待を寄せた。

 鎌田校長は「生徒の活動の様子を通して、道民の皆さんの花に対する興味・関心につながれば」と話していた。

(道・道教委 2021-07-09付)

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