中高生向けセミナー初開催へ 医療現場の実態説明 道教委 初回は30日(道・道教委 2021-07-19付)
道教委は、中高生のためのキャリア・デザイン・セミナー「医療現場ってどんな仕事NaーNo?」(全5回)を初開催する。講師の医療従事者らが、中高生に現場の実態や仕事のやりがいなどを講話する。第1回目は30日に実施予定。
社会教育課地学協働推進係の取組の一環として、同係の湯澤大祐主査が「自分たちの地域医療について考えるきっかけになれば」と企画。それぞれの分野で働く職業人の講話を通じ、自らの将来を主体的に考える姿勢を育むことで、高校生のキャリア教育の充実を図ることがねらい。
=メディカルシステムネットワークが協賛し、医療従事者が講話する。全5回を予定しており、初回の30日は井部俊子さん(長野保健医療大学副学長・看護学部長)が講師を務め、医療現場の実態などを話す。
各回午後4時~5時30分、すべてオンライン開催の予定。対象は道内の中学3年生~高校1年生の生徒、保護者、教職員となっている。詳細は、社会教育課地学協働推進係まで。
開催日程等はつぎのとおり(①期日②講師③内容④申込締切)。
▽第1回=①7月30日②井部俊子氏(長野保健医療大学副学長・看護学部長)③「医療人として仕事をするということ」をテーマに、自身のキャリアを踏まえ、医療従事者を目指す高校生へのメッセージを送る④20日
▽第2回=①8月25日②寺坂俊介氏(社会医療法人柏葉会理事長・脳神経外科医)③医師としての日常や、地域医療を支える医師の一人として奮闘してきた経験から、医師を目指す高校生に伝えたいことを話す④8月13日
▽第3回=①9月27日②佐藤真貴子氏(社会医療法人柏葉会柏葉脳神経外科病院看護師)③看護師として大事にすべきことや、仕事をする上でのやりがい、高校生のうちから経験しておいた方がいいこと、身に付けておくべきことなどを話す④9月21日
▽第4回=①10月下旬②野間雄一郎氏(株式会社なの花北海道教育部長・薬剤師)③自身が薬剤師として働く中で大事にしていることや、薬剤師から見た医療現場、薬剤師を目指す上で必要なことを伝える④10月下旬
▽第5回=①11月24日②吉田亮一氏(社会医療法人柏葉会柏葉脳神経外科病院理学療法士)③理学療法士の仕事内容や、目指すきっかけ、理学療法士として日々心がけていることなどを話す④11月16日
(道・道教委 2021-07-19付)
その他の記事( 道・道教委)
道 人権施策推進基本方針改定 犯罪被害者等の項目新設 鈴木知事 多様性を尊重
道は12日、人権施策推進基本方針を改定した。犯罪被害者、犯罪をした人等、性的マイノリティ、インターネットによる人権侵害の4項目を新たに盛り込んだ。鈴木直道知事は道民に対し、「すべての人の人...(2021-07-20) 全て読む
道教委 高校道徳教育推進事業 4校指定し研究推進 地域人材や関係機関と連携
道教委は本年度、道高校道徳教育推進事業を展開するため、道内4圏域ごとに研究推進校を決定した。道央は砂川高校、道南は穂別高校、道北は羽幌高校、道東は紋別高校を指定。道徳教育推進教師を中心とし...(2021-07-20) 全て読む
“未来の教育”の在り方に関する研究 協力校に赤井川都小など 道研 小規模校の遠隔授業等
道立教育研究所は、令和2年度から3ヵ年計画で実施しているプロジェクト研究「〝未来の教育〟の在り方に関する研究」で募集していた研究協力校を決定した。同研究にかかる4つの研究内容について、道研...(2021-07-20) 全て読む
道 ヤングケアラー実態調査案 生徒・学校 ・SSW対象 オンラインで8月下旬以降
道は、札幌市を除く道内におけるヤングケアラー実態調査案をまとめた。オンラインによる悉皆調査で、生徒(中学2年生・高校2年生)、学校(道内全公立中・高)、スクール・ソーシャルワーカー(SSW...(2021-07-19) 全て読む
道教委 ICT活用支援の対象拡大 遠隔学習準備など対応 小・中等から直接相談も可
道教委は、ICT活用サポートデスクにおける業務対象を拡大した。ICTを活用した授業改善の実施方法や、臨時休業に備えたオンライン学習の準備などの相談に対応。市町村教委、小・中学校からの直接の...(2021-07-19) 全て読む
鵡川高 CLASSプロジェクト連携校 歴史等学び学校魅力化 12月提言に向け地域課題探究
【室蘭発】鵡川高校(三村素道校長)は、令和3年度から道CLASSプロジェクト事業の連携校として、地学協働活動を継続・発展させ高校の魅力化に向けた取組を進めている。博物館や行政機関などとオン...(2021-07-19) 全て読む
道教委 英語教育映像資料第2弾 字幕有無等3形式用意 内容書き込み用シートも
道教委は、英語教育に活用できる映像資料「北海道のトップアスリートと学ぶ~English Catch Program Vol Ⅱ」を義務教育課ホームページに公開している。選手たちのインタビュ...(2021-07-16) 全て読む
ユニセフ・キャラバン・キャンペーン 子の権利守る支援を 倉本教育長らとメッセージ交換
日本ユニセフ協会(赤松良子会長)は15日、本年度北海道ユニセフ・キャラバン・キャンペーンの一環として、道の小玉俊宏副知事、道教委の倉本博史教育長とメッセージを交換した。協会の遠藤剛事務局長...(2021-07-16) 全て読む
道教委 経験浅い教員の専門性向上 「平等と公平」考える 小清水中・山下教諭が授業
【網走発】道教委の特別支援教育総合推進事業「経験の浅い教員の専門性向上にかかる支援体制等構築研究事業」のリーダー教員による授業公開が6日、小清水町立小清水中学校(大崎禎浩校長)で開かれた。...(2021-07-15) 全て読む
夏季休業に向け安全確保等を通知 道教委
道教委は、通知「夏季休業に向けての児童生徒の指導等について」を各教育局長、道立学校長、札幌市を除く市町村教委教育長に発出した。 新型コロナウイルス感染症対策による生活環境の変化で、子ど...(2021-07-15) 全て読む