森林土木工事の現場見学会参加　現場の迫力を体感　岩見沢農高森林科学科３年

（学校 2021-08-04付）

三笠市の現場で重機の搭乗を体験

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（鎌田一宏校長）森林科学科３年生約２０人は７月２９日、道森林管理局の森林土木工事現場見学会に参加した。三笠市内と芦別市内の２現場を見学。生徒の一人は「実際に現場を見ると迫力があった。重機に乗せてもらい、よい経験になった」などと話していた。

　森林土木分野の担い手確保に向けた取組の一環で、国有林野の治山事業・森林整備事業の現場見学を行うことで、１人でも多くの生徒に森林土木分野への興味を深めてもらうことが目的。同校森林科学科３年生約２０人が参加した。

　はじめに、座学として同校で治山事業・森林整備事業や見学個所の概要などについて説明を受けた。

　三笠市内の現場では、工事を施工する及川産業（株）の及川聡社長が工事内容や現場の状況にふれ「どういったことをやっているか実際に見てほしい」と呼びかけた上で、「今までの学習も生かして森林にかかわるような仕事を選んでほしい」と期待した。

　現場見学では、生徒は現場の規模や作業人数、工事費用などについて積極的に質問。また、重機の搭乗も体験した。

　代表生徒は及川社長に「現場は授業で写真を見たことがあったが、実際に見ると迫力があった。重機に乗せてもらってよい経験になった」と感謝の気持ちを伝えた。

　このあと、芦別市内の現場を見学した。

(学校 2021-08-04付)